今月10日には同系列の「テレビ朝日」の社員ら10人が五輪取材の打ち上げを翌朝まで開き、泥酔した女性社員が非常階段の踊り場から転落し、重傷を負った事件が批判を浴びたばかり。
7人は8月8日に放送された開幕直前スペシャル「驚学甲子園」のスタッフで、うち1人は朝日放送テレビのプロデューサーだった。番組HPによると、番組内容は元高校球児のお笑いタレントやミュージシャンらが先生役、ヒロド歩美アナウンサーがクラス担当を務め、生徒役として関西ジャニーズJrが出演。科目ごとに違う角度から、高校野球を取り上げるというもの。
当日は、番組の収録日で、午後7時すぎから本社の目と鼻の先にある焼き肉店で打ち上げが始まった。当時、大阪市では酒類の提供は19時までで閉店は20時、入店は1グループ2人とするよう要請されていた。
ところが、7人は時短要請に従わない飲食店で酒を飲み、打ち上げは4時間以上、23時半ごろまで続いたという。
■店は本社から丸見え
「店は会社から見えるところにあり、2階の窓が開いていたので誰が参加しているのか、すぐに分かった。何人もの社員が打ち上げの様子を目撃しています。会社からは『会食するな』と強く言われているのに、堂々としたものだった。『ホント、スポーツ局は緩いな』『こんな時期に何してくれてんねん』と非難囂々でした」(朝日放送テレビ関係者)
制作会社社員が所属する会社は「芸能人格付けチェック」「M-1グランプリ」「トリニクって何の肉!?」など、朝日放送テレビの主要な番組制作を手掛ける大手制作プロダクション。視聴者には自粛を呼びかけながら、自分たちはお構いなしというのだから、「ご都合主義」としか言いようがない。朝日放送テレビ広報部に話を聞いた。
「ABCの番組に関わるスタッフ複数人が、会食していたのは事実です。ABCの社員もいました。この時期はコロナの感染拡大防止のため、会社としても全社員に対して会食を禁じていました。この件に関しては報告があり、会社としては二度とこのようなことがないように、厳しく注意しており、本人たちも深く反省しています。処罰? 会社から厳しく注意されたということです」
大阪では人数、時間を守らず「ルール違反会食」をした市職員1109人、府職員365人が処分を受けた。ルールを破っても、ペナルティーはなし。これでは「自粛破り」宴会は止まりそうにない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9619571223572cce076ea056ae2d37035681df72
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Source: 芸能トピ++