9日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、新型コロナウイルスをめぐる政府の対応がテーマに。松本人志のコメントに、視聴者の注目が集まっている。
■「専門家は国民」
東京、大阪、兵庫、京都の4都府県への緊急事態宣言が5月末まで延長され、また愛知県と福岡県を12日から対象地域に加えることも決定するなど、いまだに収束の見通しが立たない昨今。
さらに多くの地域で医療体制がひっぱくしている中、五輪組織員会が開催期間中に看護師500人をボランティアとして派遣するよう要請したこともあり、政府への批判が加熱している。
こうした状況を受け松本は、有識者の集まる専門家会議に対し「(コロナ禍で)1年以上やってきて、今となっては専門家は国民。国民の意見を聞いたほうがよっぽどためになるんじゃないか」と皮肉交じりにコメントした。
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■松本がバッハ会長に電話?
さらに、結局のところ「(国民は)オリンピックがあることがモヤモヤしてるんですよ」としたうえで、「なんやったらバッハにおれ電話してもええで?」と身を乗り出す松本。
国とIOCの契約上、日本からは開催の可否について申し出ることができないとの意見が出ると、「いやでも、日本が悪いわけじゃない。コロナが悪い。賠償金なんて一切払わないよ(と伝えればいい)」と切り返していた。
■「生活しているのは私たち」
「国民の声を無視している」といった政府への批判も出ているこのごろ。それだけに松本の「今となっては専門家は国民」との一言には、「本当にそれ。実際に生活しているのは私たち」「机上でやっていても意味がない」と共感した人が多いようだ。
また五輪についても、「選手に批判が行ってしまうような流れ自体おかしい」「そろそろはっきりしてほしい」との声が多く寄せられていた。
■松本人志のコメントは好き?
しらべぇ編集部が全国の10代~60代男女2,168名を対象に調査を実施したところ、全体の36.9%が「ワイドナショーでの松本人志のコメントが好き」と回答する結果に。30代女性からの支持がとくに厚いようだ。
ときおりギャグを交えつつ、問題の本質に切り込んでいく松本。笑いにも通ずるこの「緊張」と「緩和」が、多くの視聴者にとっては心地いいのかもしれない。
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【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代男女2,168名 (有効回答数)
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Source: 芸能野次馬ヤロウ