【社会】高校生に聞く「自分たちの世代に名前を付けるなら」──“Z世代”を上回った回答は?

「コロナ世代」とは意外です。

 「リクルート進学総研」を運営するリクルートは、進学を検討している高校生を対象に、将来観・キャリア観・進学観・ライフデザインに関する「高校生価値意識調査」を実施した。自分たちの世代に名前を付けるなら何か聞いたところ、1位は「コロナ世代」(10.7%)だった。

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 2位は「Z世代」(8.8%)、3位は「ネットネット依存・デジタル世代」(6.9%)。4位は「SNSSNS依存世代」(2.4%)、5位は「ゆとり・『ゆとり』と言われる世代」(2.3%)となった。

 2位の「Z世代」は2018年の前回調査時には出現せず、今回が初登場となった。この他自由回答を見ても、コロナによりさまざまな機会が制限された世代であることや、デジタル環境に適応しつつも頼りすぎているという意識が見て取れる結果となった。

●自分たちの世代ならではの「強み」「弱み」は?

 自分たちの世代ならではの「強み」「弱み」は何だと思うか尋ねた。「強み」の1位は「インターネットSNS」(22.0%)、2位は「IT・情報化社会・デジタル」(15.6%)、3位は「情報の収集力・伝達力」(5.8%)が挙がった。

 「弱み」の1位は「コミュニケーション・会話が下手」(9.7%)、2位は「インターネットSNSへの依存やトラブル」(5.8%) 、3位は「経験不足(人生・社会)」(4.7%)だった。

 10年前の12年調査と比較すると、22年は「強み」に情報技術系が集中した。一方「弱み」は、コミュニケーションが苦手である点や、情報技術が進んだうえでのトラブルなど、強みが半面で裏目に出るといえるような回答が挙がった。

●今の自分は幸せか?

 今の自分が幸せだと思うか聞いた。「幸せだと思う」と答えた割合は37.9%。18年と比較して、10.8ポイントも増加した。「どちらかというと幸せだと思う」(42.9%)と合わせると、14年の調査以降で最も高い80.8%となった。

 「幸せだと思う」と答えた理由については、「衣食住に困らない」「戦争がない」「当たり前の生活を不自由なくできている」など、平和で身近な暮らしに幸せを感じている特徴が見られた。

 自分・社会の将来が明るいか聞いたところ、「明るい」「やや明るい」と答えた割合は合わせて71.3%に対し、 社会の将来が「明るい」と答えた人は50.9%だった。「明るくない」は49.1%で、18年と比較し2.3ポイント減少した。

 調査は、卒業後の進路として大学・短期大学専門学校いずれかへの進学を検討している全国の高校生を対象に、インターネットで行った。期間は8月26~30日、有効回答数は1727人。

リクルートは「高校生価値意識調査」を実施した

(出典 news.nicovideo.jp)

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Source: 芸能野次馬ヤロウ

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