「萌え」は性的搾取ワードなのか? 大物歌手が懸念「差別語にされないか心配」

moesode_woman

1: なまえないよぉ~ 2021/11/24(水) 17:57:45.98 _USER9

遥か昔のオタク用語として広く知られている「萌え」。令和になった今では「萌え~」などと叫ぶオタクはほとんど見なくなったが、萌えのパイオニア・桃井はるこはそんな現代だからこそ、この言葉にとある懸念を抱いているようだ。

11月19日、桃井は深夜に自身のツイッターを更新。《この時間だからだろうけど『萌え』が今後の転がり方によってはじわじわと扱いがめんどくさい単語、所謂差別語とされてしまわないか心配》などとツイートした。

さらに続けて、《「萌え」とは何れかに序列をつけたり卑下したり分断を生むのじゃなく、むしろ既存の性とかに囚われず「和」を根底に必要とされ生まれた表現だとわたしは思ってます》(原文ママ)と持論を展開している。

いわゆるアキバ文化を発信するアイドルとして、90年代から注目を集めてきた「モモーイ」こと桃井。声優としても数々の人気アニメで重要なキャラクターを演じてきたが、一説によると彼女が「萌え」というワードを広めた…という話も。もともと「萌え」はネット上のオタクたちが使っていた言葉だが、テレビ番組など公の場で初めて「萌え」と言ったのは桃井なのだとか。

まさしく萌えのパイオニアと呼ぶに相応しい重要人物だが、そんな彼女が最近は「萌え」が「扱いがめんどくさい単語」になってしまうことを危惧している。

「萌え」というワードは性的搾取?
桃井のツイートの背景として、昨今のオタクっぽいコンテンツやイラストが、一部の人々から性的搾取と扱われている風潮を想定できる。たとえば最近では『株式会社エンバウンド』が運営する『温泉むすめ』というコンテンツが、有名フェミニストに噛みつかれて炎上。温泉地をモチーフにした女性キャラクターの設定などが、性的搾取を連想するものだと批判された。

そう考えると、たしかにオタク文化の根本にある「萌え」というワード自体が性的搾取と結びつけられ、淘汰されていく可能性は捨てきれない。現に今回の桃井のツイートにも、《性に囚われないとか言う割に、女性の性的側面を強調するのは何故なのでしょうか?》などと噛みつく人が出てきている。

かつて桃井が発信し、『電車男』のブームで一般層にも「萌え」が本格的に広まって十数年。この言葉が使われるところ自体、ほとんど見なくなったが、今もなお「萌え」の文脈はオタク的な表現の中に息づいている。それが大衆の目に晒されることで、性的搾取などと言われることも増えてきたが、そもそも「萌え」とは性的なものを超えたキャラクターの魅力への心の動きではなかっただろうか。

とはいえ、「萌え」と性的なものとの違いを、オタク以外の人々にハッキリと説明するのが難しいことも事実だ。そうなると桃井の思いとは裏腹に、やはり分断は不可避なのかもしれない…。
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Source: 芸能トピ++

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