【F1層視聴率0.8%】『サンデーモーニング』が存亡の危機、誰もモノ言えぬ“関口宏ショー”に世間から「喝!」

1: なまえないよぉ~ 2021/09/05(日) 07:08:33.15 _USER9
 1987年から34年続いているTBSの報道番組『サンデーモーニング(略称・サンモニ)』(日曜午前8時)が存亡の危機にある。大幅リニューアルや打ち切りが現実味を帯びている。

■コメンテーターは“身内”だらけ

 番組の生命線である視聴率が低調なのだ。「『サンモニ』は高視聴率のはず」と言う人も多いだろうが、それは世帯視聴率の話。若い人やスポンサーが歓迎するF1層(女性20歳~34歳)の個人視聴率は低い。

 8月29日放送分のビデオリサーチの数値(関東地区)は世帯視聴率こそ14.6%あったものの、F1層の個人視聴率は0.8%に過ぎない。一方、中山秀征(54)がキャスターを務める日本テレビの競合番組『シューイチ』の場合、世帯視聴率は10.5%ながら、F1層の視聴率は4.6%もある。

 日テレの制作者は以前から「CM収入は『シューイチ』のほうがはるかに上」と豪語してきた。F1層の視聴率を見ると、それも合点がゆく。『サンモニ』の完敗である。F1層の視聴率はCMの売り上げに直結する。

 個人視聴率がテレビ界の物差しの主流になったのは昨年4月から。それまでは世帯視聴率が中心で、『サンモニ』はこの世の春を謳歌したものの、尺度が変更されたことで一転、必ずしも高視聴率番組とは言えなくなった。

 すると、これまでは抑えられていた『サンモニ』批判がTBSの局内外で急に噴出し始めた。世の常だ。

 批判の声の代表格は、キャスターの関口宏氏(78)が会長を務める芸能プロダクション『三桂』の所属者が、コメンテーターを始めとする出演陣に多いこと。

 三桂所属者は関口氏の発言に反論しにくいと思われるため、番組の多様性が阻害されてしまう。また、公平な競争が行われず、三桂所属者が優先的にコメンテーターに起用されると、逸材が公共の電波に登場するチャンスが減る。視聴者の利益に反する。この番組への出演を望んでいるが、「出られない」と嘆く若手の論客は少なくない。

 三桂の所属者の名前を挙げる。政治学者の姜尚中氏(71)、造園家で東京都市大特別教授の涌井雅之氏(75)大阪芸術大客員准教授の谷口真由美氏(46)、スポーツジャーナリストの中西哲生氏(51)、ゴルフ解説者のタケ小山氏(57)、アシスタントの橋谷能理子氏(59)、同じく唐橋ユミ氏(46)。確かに多い。

 関口氏の身内が多数いるため、番組内で誰かが問題発言をしようが、関口氏が見過ごすと、そのままになってしまいがち。

 8月8日放送分の「週刊御意見番」で張本勲氏(81)がスポーツ界の男女差別を助長する発言をしてしまったケースは典型例に違いない。

 張本氏は東京五輪のボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手(20)について「女性でも殴り合いが好きな人いるんだね」などと発言。日本ボクシング連盟から抗議された。

 SNSを見ると、多くの視聴者も放送中の段階で違和感をおぼえた発言だった。出演陣も気づいたはず。ところが、関口氏が発言の問題点を認識しなかったため、誰も声を上げなかった。報道番組としては痛恨だった。

 誤解している人も多いが、『サンモニ』を制作しているのは報道局であり、『新・情報7daysニュースキャスター』などをつくっている情報制作局の管轄ではない。『サンモニ』は報道番組なのだ。『報道特集』でさまざまな不当な差別への批判を繰り返しておきながら、自分たちが差別を助長する発言を許してしまった。

 張本氏の出演に関しては江川紹子氏(63)との摩擦が表面化した2010年5月の段階で見直すべきだったという声がTBS局内には以前からある。

 週刊御意見番コーナーで張本氏と江川氏の意見が対立。楽天・岩隈久志投手(当時)が途中降板した件をめぐってのことだった。

 すると番組側は江川氏に出演見合わせを申し入れた。これに対し、江川氏は自ら降板した。これでは番組が張本氏に忖度したと受け止められても仕方がない。

高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)
2021/9/5
https://www.jprime.jp/articles/-/21832?display=b

leader_ibaru


続きを読む

Source: 芸能トピ++

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク