ねづっちが語るコロナ闘病 単身なら孤独死の恐怖 高熱が続き、妻の3度目の救急通報で入院

1: なまえないよぉ~ 2021/09/03(金) 10:18:55.41 _USER9
 新型コロナウイルスに感染し療養中だったお笑い芸人・ねづっち(46)が2日、浅草・東洋館の漫才協会上席「漫才大行進」で復帰。約3週間ぶりに高座を務めた。終演後にスポーツ報知の取材に応じ、闘病生活を明かした。

 ねづっちは、9日の北海道での落語会に出演し帰京。翌10日に発熱した。「朝起きた時の感覚がいつもと違った」。検温すると37度7分。「コロナじゃなきゃいいな」がその時の感想だった。昨年、コロナの感染が広まって以来、感染対策をして、健康には気をつけていた。体調に気を配り、1年半以上、風邪もひいていなかった。だが、熱は上がり38度台に。11日に自治体の発熱相談センターに連絡し、紹介された近所の病院に徒歩で向かった。PCR検査を受け、13日に陽性と判定された。

 「その時の感想? “だよな”でした」。その時点で熱は下がらず、38度台から39度台を行き来していた。病院からは解熱剤の有無を問われたのみ。保健所から連絡があり「自宅療養」になった。幸い、せき込むことはなかったが高熱は続く。「熱を計って、『38度台ならいいや』って。そんな感覚でした。今思えば全然良くないんですが…」。自分では、頭ははっきりしていたと思っていたが、その時の記憶は曖昧だ。妻からは「40度台を超えた時もあった」と後から聞かされた。

 妻と2人暮らし。部屋を分けて、ねづっちはほぼ寝室で生活した。解熱剤を飲むと少し熱が下がるが、またすぐに上がる。見かねた妻が119番通報。救急隊員が自宅にやってきて、色々と連絡を取るが受け入れ先は見つからない。それを繰り返した。「救急隊員の人がずっと家にいるんです。申し訳なくって。3回目は『また呼ぶの?』って言ってしまった」。3度目の119番は20日だった。ようやく入院先が決まり、救急搬送された。

 その後は点滴治療などで状態も回復。「点滴など(腕に)色々管がすごい付いていました」。治療の効果もあり、発熱し11日後には熱が下がった。27日に退院。「体力が落ちて、電車に乗っても意外に疲れるなと…」体重は5キロ減っていた。その後は2日間、処方された薬を飲みきり、近所を散歩するなどして、体力アップに努めた。ようやく2日から仕事復帰した。

 ねづっちにとって闘病生活はどうだったのか。「インフルエンザになったこともありますが、10日以上も高熱が続くことはない。ちょっと違いますよ。普通じゃない」。感染経路も分からない。「お酒も家でしか飲んでいないし、職場と家の往復だけ。(北海道公演も)出演者全員、抗原検査を受けて陰性証明を出して行っていた」。

 “整います”で次々となぞかけを披露してきたねづっち。「11日間、熱があって、どこか頭がおかしくなっているんじゃないかと…。本当に“整わない”かもしれない。そういう日が来るかも知れない」。不安と怖さもあったが、3週間ぶり15分の高座は楽しかった。「やっぱりうれしいです。お客様の前でネタが出来るのは一番幸せです」。

 味覚障害など後遺症はなく、復帰出来た。妻のお陰だ。「本当によくしてくれた。いなかったら無理でした。無残ですよ。おじさん一人で寝ているだけだから」。意識ももうろうとして、38度台で安堵(あんど)するような状態。「(救急車を呼ぶのも)一人だったらしない。全部やってくれた。ありがたいです。困っちゃいますよ孤独死してたら。妻のお陰です。元々頭が上がらないですけれど…」。

 高座では観客のリクエストで「コロナ陽性」でなぞかけを披露したが、闘病を経験し、慎重に思う自分もいる。「症状もみなさん違いますから。ボクは肺は何ともなかった。ラッキーでした」。

 妻をお題になぞかけをお願いすると、“整いました”とねづっちの声が響いた。「妻とかけまして、役人の家と解く。その心は…。そこにカンシャ(官舎・感謝)があるでしょう」。

 高座では鬼嫁エピソードで笑いを取っているが、実際の妻は? 「本当にありがたい。ボクにとっては女神だったんですから…」。

9/3(金) 5:00
スポーツ報知

ねづっちが語るコロナ闘病 単身なら孤独死の恐怖 高熱が続き、妻の3度目の救急通報で入院
新型コロナウイルス感染から復帰したねづっち
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5c8af025ef1697381b027303d0cb8fb7fc1033f

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Source: 芸能トピ++

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