佐々木希、舞台の役作りで戦中・戦後の写真を貼る心構えに「のんちゃん出演で興味を持つはず」と期待する声

そうなんだ。

女優でモデル佐々木希はここのところ「演技が上手くなった」と評判だが、9月開幕予定の舞台『醉いどれ天使』には並々ならぬ思い入れがあるようだ。9月1日インスタグラムで「稽古場での稽古が終わり、遂に明治座へ」と楽屋の様子を公開したところ、役作りのため作品の時代背景となる戦中・戦後の写真を壁に貼っていた。フォロワーから「とても素敵な心構えですね!」と反響があり、凄惨な光景を見て「その写真に衝撃受けた覚えがある。応援してるよ、頑張ってね」と激励する声も寄せられている。

黒澤明監督、三船敏郎主演の映画をもとにした舞台『醉いどれ天使』は戦後の混沌とした時代に生きる人々の葛藤を描いている。闇市の界隈に住む人々を診る町医者・真田(高橋克典)のもとにやって来た闇市の顔役・松永(桐谷健太)だが、肺炎と診断されながら診療所を飛び出し居酒屋で働く同郷の幼馴染・ぎん(佐々木希)を頼って闇市の様子を見回るという物語だ。佐々木インスタグラムで「私が演じるぎんは、戦争を経験し足を負傷しています」と説明している。

佐々木希と言えば主演映画『呪怨 -終わりの始まり-』(2014年6月公開)テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『黒服物語』(2014年10月期)でメインキャストのキャバ嬢・杏子役を務めるなど数々の作品に出演してきた。ホラー映画初挑戦の『呪怨』は恐怖で絶叫するシーンが重要なため、監督や脚本家と一緒に叫んで練習したそうだ。『黒服物語』ではスタッフキャバクラに行き、No.1キャバクラ嬢から手ほどきを受けて役作りしたという。

2017年4月に渡部建(アンジャッシュ)と結婚した佐々木は、同年9月配信のHuluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』でセックス依存症の妻という難しい役どころを演じ、2018年4月期放送のNHK総合ドラマ10『デイジー・ラック』では主演を務め、パン職人の役作りでベーカリーに行ってパンを作るところをインスタグラムに投稿して話題になった。2020年6月に夫・渡部建の不倫が報じられるが、そんななか佐々木希2021年2月放送のドラマバイプレイヤーズ ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)第5話や『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)に出演しており、ネット上で「演技が上達した」「母は強しだな!」という声が聞かれた。

このたび佐々木が『醉いどれ天使』の役作りで戦中・戦後の光景を見ながら「胸が痛くなるような写真ばかりですが、しっかりと向き合い、感謝しながら、頑張りたいと思います!」と投稿したところ、フォロワーから「右上の写真は、弟の火葬の順番を直立不動で待っている兄の写真ですね」、「戦争、もう二度とやってはいけないよね!! のんちゃん、頑張って」、「のんちゃん出演で興味を持つ層も多いはず! 応援してます」などの反響があり、演技でどのように訴えるか期待しているようだ。

同舞台で共演する高橋克典は8月6日ブログで「終戦、戦後の闇市等々の写真を見ていたら胸のざわつきが止まらなくなってしまった」と明かしており、やはり役作りするうちに辛い気持ちになったのだろう。8月15日の終戦記念日には黙祷することを誓っていた

なお舞台『醉いどれ天使』は東京公演初日が延期となり9月3日・4日の公演を中止、9月5日から開演することが発表された。

画像2~5枚目は『佐々木希 2021年7月19日Instagram「#醉いどれ天使 東京公演:9月3日(金)~20日(月祝)」、2021年6月19日Instagram「舞台#醉いどれ天使 松永を支え寄り添う“ぎん”という女性」、2021年9月1日Instagram「#明治座 の楽屋」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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(出典 news.nicovideo.jp)

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Source: 芸能野次馬ヤロウ

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