コロナ禍で考えた、今やるべきこと
――リカは運命の相手を探すために、マッチングアプリを駆使していますね。
市原: 実は僕はあまり、テレビもネットも見る時間がなく、気になることがある時はネットで調べますが、それ以外は見ていなくて。最新のテクノロジーを駆使して男女が出会うというのも、わからないことが多いです。
――日々、情報は何を使って得ることが多いですか?
市原: シンプルに、周りから聞くことが多いですね(笑)。だから、知らないこともたくさんあると思います。僕もInstagramは使っているので、テレビやネットの全てを否定するわけではありませんが、事実と異なっていたり、ニュアンスが変わっていたりする記事を見て、「全ての真実をきちんとユーザーに伝えることは難しい」と感じたことがあります。そう思った時から、あまり見なくなってしまいました。
――「きちんと伝えられない」とは具体的にはどのようなことですか?
市原: いろいろ考えてまとめていただいた記事でも、映画やテレビのドキュメント作品などでも、いろいろな制限あったり編集がなされている。それを感じたときですね。
――そのなかでも、Instagramを続けているのはなぜですか?
市原: Instagramは、自分の言葉をそのままで発信できるので、単純にそういう場所がほしかったんです。役柄を通して作品について、前に出る機会をいただいてお話させていただくことが多いのですが、その作品や役柄というフィルターを通してしか話していない。等身大の自分がもっと伝えなければならないことがあるのではないかと自分の中で感じていて……。34歳になって、どんどんできなくなることも増え、消費期限があると気づいてしまったんです。
――「消費期限」という意味合いを教えてください。
市原: 体力的にも感覚的にも、社会のシステムのようなものを理解すればするほど、自分が小さくなっていってしまうような感覚がありまして、アクション作品もやりたいのですが、身体的な動きでいえば、20代後半から30代がピークだと思うんです。そういう意味でも、コロナ禍で自分と向き合う時間が増えて、自分はもっとやらなければいけないことがたくさんあるんだと感じて。今、どうにか“かたち”にできないかと、もがいてます。
6/19(土) 14:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdef1025fa7c53f261cb3f4cd845b5d3f4e59a02?page=3
(出典 i.imgur.com)
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Source: 芸能野次馬ヤロウ