https://realsound.jp/book/2021/06/post-784952.html
抜粋
――光浦さんは今後、カナダに留学される予定なので、環境の変化によって作りたいと思うものも今後変わっていくかもしれないですね。
光浦:そうですね。もしくは、まったく作らなくなるかもしれない。私は忙しいときほど本をたくさん読んでいたんですけど、家にいて暇なときはまったく読まないんですよ。だから、カナダに住んで楽しくなったら1個も作らないかもしれないですね。
――実現できるかどうかわからない現状ではありますが、7月から留学を予定している現在の心境を教えてください。
光浦:もちろん行きたいですよね。あとは、エッセイがバズっちゃったもので行かざるを得ないというのが正直なところでもあります(笑)。たかが留学。黙ってスッと行ってスッと帰ってくる予定だったのに、すごく大事になってしまいましたから。
――『50歳になりまして』の中に、今の自分が一番強いと書いてあって、素敵な考え方だなと思ったのですが、今後の自分自身は楽しみな気持ちはありますか?
光浦:楽しみですね。中尾ミエさんがいいことを言ってたんですよ。「私、50歳からいろんなことを始めてめちゃくちゃ楽しかったの」って。私もそうなれる気がしています。今まで一生懸命働いてきて先払いで納税してきたような気分だというか。オファーされたこともきちんと返してきましたし、ノルマは達成したと思うんですよね。今なら体力もあるし、頭も働いてる。そんな状態で、知らなかった言語を学べるなんて最高ですよね。
――そういう中で、今後に向けて大きな目標はありますか?
光浦:密かに思っていることはありますけど、まだ明確にはわからないですね。大きな目標の前に、やりたいことがあるんですよ。
――それはなんでしょう?
光浦:留学して頑張って学んで英語がぺらぺらに喋れるようになったら、ウェイトレスをやってみたいんです。私にいちばん向いてなさそうでしょう? 実現する頃には51歳になってるのかなぁ。50代の愛嬌も愛想もあまりなく、インドアでそんなに美しくもない東洋人が、がんばって笑顔でチップをもらうために頑張るって面白そうじゃないですか。だから、1回やってみたいんですよね。
――それ、すごくいいですね!
光浦:1~2ヶ月で辞めるかもしれないですけど、やってみたいですね。日本語で書いてもバレないだろうから帰ってきたらネタにできそうだし。……けど、現地のティーンエイジャーとかにイジめられたら嫌だなぁ。泣くかもしれない!
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Source: 芸能野次馬ヤロウ