近年、AKB48選抜グループには乃木坂46の白石麻衣(28=現在は卒業)ら坂道グループや地方拠点グループのメンバーが目立ち、そもそものAKBカラーがわからなくなっている。
アイドル研究家の北川昌弘氏は「前田敦子さんたちが活躍した黄金期のように、本家・AKB48に誰もが知っているタレントがいないのは難点。今後のグループ再生には、新規ファンを獲得する力、優秀な人材がメンバーに入る魅力が必要。キーワードは“今のAKBに入りたいか”でしょう」と分析する。
モー娘。は…
STU48の専用劇場も終了(C)STU
コロナ禍で“会いに行けるアイドル”は活動を制限され、模索状態だが「むしろコロナ禍で各グループの特色が色濃く出てきた」とアイドル評論家でアイドルサイト「スクランブルエッグ」編集長の岡田隆志氏はこう続ける。
「アイドル活動も、観客もエリアが地元に制限された分、地元ファンの満足度が高まっています。中でもSTUはコロナの影響も少なかったため公演数も一番多く、地元ファンの支持率は相当高まっています。また運営面もここ数年で各グループごとに運営会社が変わり、コロナを機に地方拠点の独自性を出しつつあります」
参考になりそうなのがモーニング娘。だ。AKBが活躍し始めた頃、モー娘。は主要メンバーが卒業し、迷走気味だったが、「モー娘。は、高橋愛さんがリーダーになった07年ごろからパフォーマンスや歌のクオリティーを高め、ファンの満足度を上げた。これが“プラチナ期”と呼ばれ、女性のファンを増やし、その中から新たなメンバーが育つという好循環を生み、現在の地位を築いている。アイドルグループが再浮上するには時代の運もあり、難しいのは確か。今のまま地道に活動するのが新たな道では。とはいえ、スポーツ選手もたったひとりのスターが出れば業界全体が一気に盛り上がるので、AKBに逸材が現れれば風向きは変わると思います」(岡田隆志氏)。
待てば海路の日和あり、となればいいが。
https://news.yahoo.co.jp/articles/20ea664d7888a37e408b4693650ecd81f8f76189
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Source: 芸能トピ++