23日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が野球界の後輩に涙声で感謝を述べる一幕があった。
■ドリームマッチの試合を紹介
番組は17日、東京ドームで開催されたプロ野球OBによる交流戦「サントリードリームマッチ2021」の様子を紹介。
今年80歳を迎えた張本氏は代打で登場し、元大洋ホエールズの齋藤氏と対戦。2ボール2ストライクから投じられたボールをスイングし当てたたものの、ゴロに打ち取られる。
張本氏がベンチに戻ると、80歳にしてバットにボールが当たったことを称賛する選手たちがハイタッチで出迎え。普段は厳しい同氏も、1人1人応じていた。
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■張本氏が涙声で…
ゲストの元千葉ロッテマリーンズ・黒木知宏氏は「ハリさんあっぱれですね。レベルスイング出来てますし、打席に立ったときの眼光の鋭さ。戦う男になってるとこにあっぱれあげます」と賛辞を送る。
嬉しそうにしていた張本氏は「いやあ、私はね。打ち損じて、ベンチに帰ったときに『アッ』と驚いて、胸が熱くなったんですよ」と若干涙声で話す。
そして「私は二度とプロ野球の選手になりたくないんですよ。命を削って練習して、過酷な商売はもう疲れ果てたから。だけど、全員で総立ちで、私を迎えてくれたんですよ『先輩よく頑張りましたね』、胸がジーンときましたよ」と熱く語った。
■後輩に感謝の弁
感激している様子の張本氏は、「私はハイタッチをしながらね、良い世界におったんだな。良い後輩を持って良かったな。関口さん、これが日本スポーツ界の美徳なんだ。先人、先輩を大事にしてくれる」とコメントする。
そして「(主催者の)サントリーにはお礼を言いたいわ。25年間素晴らしい大会を続けてくれるから。25年間、全部出てるのは私一人しか残ってないんだ。来年もやってくれると思います」と語った。
■視聴者も称賛の声
『サンデーモーニング』では後輩に厳しい発言をすることが多い張本氏が見せた感謝の言葉に、視聴者から「良いことを言ってる」「プロ野球への会社の言葉が聞けたのは良かった」「ハリさんも人の子だったんだね」と好意的な声が上がる。
また、試合でしっかりとしたスイングを見せたことについても「80歳にしてあのスイングは凄い」「よく頑張っていた」と称賛が相次ぐことになった。
後輩に厳しい張本氏だが、試合で受けた優しさには感激した様子。今後も「らしさ」を忘れず、野球界の重鎮として活躍してほしい。
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Source: 芸能野次馬ヤロウ