ギャルタレントの売りは何か?
しかし、3月にはライザップの記者会見に登場。表舞台から消えていたあいだにダイエットとシェイプアップに成功したことを報告した。その成果を見せるべく、5月25日にはセクシー写真集を出すという。
その写真集にはインタビューも掲載されていて、今回の騒動にも言及。「私が罪を犯したわけじゃないのに、どうして?」とふさぎこみ「消え去りたい」と思っていたことなどが、写真誌で先行的に紹介されている。
ただ、これで風向きが変わるわけでもないだろう。以前のように、テレビでバリバリ活躍するのは難しいのではないか。というのも、彼女はインタビューのなかでこんなことも言っている。
「何も考えてない横浜のギャルのまま、ここまで来ていました。じゃあこれからどうしようかと、徐々に考えるようになったんです」
そう、彼女はギャルタレントのひとりだが、そもそも、ギャルタレントというもの自体、寿命が短いのだ。今回、明暗を分けたとされるみちょぱこと池田美優(22)だって、いつまで重用されるかはわからない。
なぜ、そういえるかといえば、ギャルタレントの売りが刹那的イメージだからだ。今が楽しければいいというノリに若者が共感し、大人が眉をひそめつつ、面白がるという構図によって支えられている。もちろん、若くて華や色気があり、毒舌ポジションも引き受けてくれるのでバラエティー番組にはもってこいだが、本人が刹那的なら、こっちも使い捨てていいだろうという感じで扱われがちだ。
では、使い捨てられないためにはどうすればよいのか。ギャルのままでは行き詰まるので、変化が必要になる。
ギャルタレントに必要な「方向転換」
たとえば、ギャルっぽいグラドルとして世に出た若槻千夏(36)の場合、一時的に活動休止したりブロガー転向などにより、その毒舌キャラを消費されすぎずに済んだ。また、結婚と出産も経験。ギャルっぽさも残るママタレとしての個性が再注目され、最近また露出が増えつつある。
(略)
「たとえばさ、有名人の人が亡くなったりとかするじゃん。そのときってさ、みんな、ツイッターとかにさ、うわーっとか、悲しみの声みたいな、つぶやくじゃん。自分がもし死んじゃったときにそうなるのかなって、すごい不安なの。見えないわけじゃん。死んだらさ、ツイッターなんていじれないしさ。見たいよね、死んだときの自分のツイッターの声」(『情熱大陸』TBS系)
こういうところを上手く活かすことができれば、さらなるステップアップも可能だろう。
ただ、最近はギャルタレントそのものが飽きられてきた気配もある。めるること生見愛瑠(19)のような、非・ギャル系の若手タレントのほうが新鮮だという声もあがってきているからだ。ゆきぽよが結局、セクシー路線で出直すというのも、歌や演技ができないギャルタレントの限界を示しているのかもしれない。
はたして今後、ギャルタレントから大成する人は出てくるのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2ae14f8c1d5a2062bda7ccb064ca8864e5a5d77
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Source: 芸能トピ++