【芸能】テレビマンが見た『ラヴィット!』苦戦の「5つのポイント」


(出典 i.ytimg.com)
苦戦する。

1 爆笑ゴリラ ★ :2021/04/19(月) 08:28:17.41

4/19(月) 8:02
FRIDAY

テレビマンが見た『ラヴィット!』苦戦の「5つのポイント」
本誌は2月半ば、『ラヴィット!』MCに抜擢された『麒麟』の川島明を直撃。人柄も柔らかく、丁寧に取材に応じてくれた 『FRIDAY』2021年3月12日号より
TBSの朝の新番組『ラヴィット!』が苦戦しているという。「低視聴率」「不評」などと論評する記事を連日のように目にする。

しかし、筆者の経験上、帯番組は立ち上がってから安定するまでにはしばらく時間がかかるものなので、評価するにはまだ早すぎる。それに世帯視聴率の数字だけを見てどうこう言うのは、個人視聴率が指標となっているこのご時世に若干的外れだと言わざるを得ない。

日本のテレビの悪い点のひとつは「横並びで同じような番組しか編成されないこと」だと思う。朝であれば各局ワイドショーばかりを放送しているから、ワイドショーに興味のない視聴者には選択肢があまりない。そんな中むしろ「日本でいちばん明るい朝番組」を標榜し、脱ワイドショーを目指す『ラヴィット!』の試みは素晴らしいのではないか。

そこで今回は、ニュース・情報系の番組を30年近くにわたって制作した経験を持ち、朝の同時間帯の番組制作経験もある筆者が、制作者目線からあえて厳しめに『ラヴィット!』の演出について気になる5つのポイントを指摘し、さらに一層の飛躍を勝手に応援したいと思う。

◆① コンセプトが「ステマ」に見られたら残念

まず番組を見ていちばん気になるのは、「企業・店舗まとめ」での特集が多いこと。言ってみれば土曜日に放送中のTBSの人気番組『王様のブランチ』と同じような目線で「人気の店舗や企業の商品」をランキング形式などで紹介するのがメインとなっている。

実際にお買い物に行けばひとつの店舗で各フロアを見て回るわけだから、店舗まとめの特集にはそれなりの意義があるとも言えるが、各社の商品を比較しないことにより宣伝っぽさがどうしても出てしまう。

ウェブの世界では情報発信の見返りに報酬を得る「ステマ」は非常に嫌われるので、このコンセプトがターゲットとする若い女性視聴者に「ステマなのでは」と捉えられる危険がは高いのではないか。一旦「ステマ認定」されてしまえば「朝からなぜ2時間も企業CMを見せられなければならないのか」ということになってしまいかねず、残念だ。

◆② 朝番組なのにテイストが「週末か夜」っぽい

ステマっぽく見られる危険性がありながらも『王様のブランチ』がなぜ人気を保っているかというと、「放送時間が土曜日のお昼頃だから」と言っていいだろう。週末の遅く起きた朝にはファッションなど流行のお買い物情報をボーッと見て、休みにどこに行き、何をするかというのを考えるのが視聴者の自然な「気分」だと思う。

しかし平日の朝、世の女性たちは家事や仕事の準備で忙しい。「どんな服や嗜好品を買おうか」とゆっくり考える気分になれるだろうか。平日の朝の生活情報はもっと「平日に適した実用的なものをコンパクトに伝える」ようにしないとなかなか見る気が起こらないのではないかと心配になる。

◆③ VTRが長すぎて、生放送である意味があまりない

私は朝の番組は「その日誰かに会ったときに話す話題を教えてくれる」というのが大切な役割だと思っている。1日の始まりに、忙しい中でインプットしたい情報は「職場や仲間うちの話題についていくための“今”の情報」つまり「会話の輪の中に入るために必要な情報」だと思うからだ。

そういう視点で見ると『ラヴィット!』のVTRは長すぎて、きちんと作り込まれすぎている。つまり、あまり“今の情報”と感じられないし、生放送でやる意味が薄いのだ。印象としても抑揚がなく落ち着いた印象となってしまう。

全文はソース元で

(出典 amd-pctr.c.yimg.jp)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0ab69862e28ef03ef7cd3b0b048275041332e45

続きを読む

Source: 芸能野次馬ヤロウ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク