4日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが大阪府が義務化を検討している「マスク会食」について、持論を展開した。
■東国原がマスク会食の義務化に言及
今回は東貴博がスタジオ出演。自身がオーナーを務める浅草のもんじゃ焼き店や浅草の街が新型コロナウイルス感染拡大の影響で「経営が苦しい」「閑散としている」と訴える。
そして、飲食店の時短要請が継続されている現状について「意味があると思えない」と持論を展開。
東国原英夫は、「いま大阪がやろうとしていることは『まん防』(まん延防止等重点措置)で。『まん防』で政令を変えて、マスク会食の義務化です。それであのパネル(アクリル板)とかそういったもの全部義務化にできるんですね」と現状を説明した。
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■たけしが否定的な意見
さらに東国原は「これを今、大阪府がやってます。これがどうなるか。実証実験なんですけどね。検証してみないと分からないですけども、僕はそれも一つの対策だと思う。今のままだったら本当の感染は減少しないですね」と大阪府が検討しているマスク会食の義務化に理解を示す。
たけしはマスク会食の義務化について、「そんな思いまでして飯なんか食いたくねえよ。だったらスーパーで食材を買って、いっぱい安いとか美味いの買って、自分やカミさんが料理してくれるの食って、酒飲んでたほうが、そりゃ気が楽だろう」と否定的な見解。
師匠・たけしの発言を聞いた東国原は「マスクの義務化っていうのは、飯を食うなって話です。究極の話」と真剣な表情で語った。
■視聴者の反応は様々
マスク会食について「そんな思いまでして飯を食いたくない」と話したたけしに、「ある意味正論かも」「確かに、マスク会食してまで外食しようとは思わないかも」「客が来なくなるのは目に見えている」と賛同の声が上がる。
しかし「外食する人は、マスク会食を義務化するという話でしょ」「感染症対策のためには必要な措置」「影響力のある人が否定的なことを言わないでほしい」という批判もあった。
■半数が「外食しづらい」
新型コロナウイルスの蔓延から1年、行政は飲食の場が感染拡大の主な原因と位置づけ、1月に発令された緊急事態宣言や5日から実施される「まん延防止等重点措置」などで営業時短やマスク会食を呼びかけている状況だ。
その影響で、「飲食店に行きづらい」という声も。しらべぇ編集部が昨年12月に全国10〜60代の男女3,140名を対象に調査したところ、全体の55.1%が「新型コロナの感染リスクで外食がしにくく感じている」と回答している。
効果に賛否両論あるものの、現状では「マスク会食をする」もしくは「家で食べる」のどちらかが、飲食時の新型コロナウイルス感染を避ける有効策である様子。
たけしのようにマスク会食が「鬱陶しい」と感じる場合は、家で食べることが、最良の選択なのかもしれない。
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【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2020年12月11日~2020年12月18日
対象:全国10代~60代の男女3,140名 (有効回答数)
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Source: 芸能野次馬ヤロウ