お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が19日、自身のYouTubeチャンネル『田村淳のNewsLabo』を更新。東京五輪・パラリンピックの開閉会式をめぐり、女性タレント・渡辺直美の容姿を侮辱するような演出が1年前に提案されていた問題について言及した。
■演出をバッサリ「面白いとは思わない」
騒動となった演出を提案したのは、式の企画・演出の統括役を務めていたクリエイティブディレクター・佐々木宏氏。
渡辺を豚に見立て、オリンピックと豚(ピッグ)を掛けた「オリンピッグ」を演じさせようと関係者のグループLINEに投稿していたことが、『週刊文春』(文藝春秋社)によって報じられている。
田村は、オリンピックという舞台で、渡辺の体型をイジることに「はたしてエンターテインメントとして成立しているのか。僕はそれを面白いとは思わない」とバッサリやった。
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■渡辺のコメントに感嘆
一連の騒動を語る中、所属事務所・吉本興業を通じて発表した渡辺本人のコメントについて「非常に前向きで明るい未来を提示してくれるようなコメント」と評価する場面も。
「こういうふうに問題が起きたときに、冷静に自分の考えを示して、しかも前向きに新しい扉を開いてくれるようなコメントが出せる直美がすごいなと思います」「前向きなメッセージをなおみが出してくれたことは僕も非常に勉強させていただきました 」と後輩のコメント力に感嘆した。
■渡辺は「この体型で幸せ」
渡辺は18日、騒動を受け「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」とコメント。
「しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております」としていた。
■ネットも称賛「素晴らしい」
今回の田村の動画のコメント欄にも「直美さんのコメントは感情を交えることなく自分の意見を言っていて素晴らしいと思います」「渡辺直美さんは神対応でしたね」「心の大きさと、プロとしての覚悟には尊敬しかないですね!」と反響の声が広がっている。
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Source: 芸能野次馬ヤロウ