【視聴率】テレビ朝日が絶不調?13歳から49歳までの個人視聴率で“最下位目前”の日も

1: なまえないよぉ~ 2021/03/19(金) 07:04:28.57 _USER9
テレビ朝日の“好調”は単なる数字のマジックだった? テレ朝は昨年の年間世帯視聴率で全日、ゴールデン帯で民放2位、プライム帯で1位を獲得。個人全体視聴率でも3部門で民放2位(いずれも、ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)に付けるなど首位の日本テレビを追随しているように見える。

しかし、実像はどうも違うらしい。テレビ局関係者が話す。

「世帯や個人全体という基準だと、M3(男性50歳以上)やF3(女性50歳以上)も含まれるため、高齢者に人気のテレ朝は上位になります。

しかし、広告主が最も重視する13歳から49歳までの個人視聴率だと、日テレだけでなく、フジテレビやTBSにも負けて、4位という日も目立っています。後ろにはテレビ東京がいるだけ。

今の視聴率は世帯や個人全体ではなく、商品購買意欲のある13歳~49歳の“コア層”をいかに取れるかが重要なんです」

以前からテレビ業界内では世帯視聴率の価値が疑問視されていた。

昨年、ビデオリサーチ社の全国でのデータ提供開始によって、個人視聴率の重視が明確になったが、日本テレビは2018年から個人視聴率を基準に社内表彰を行ない、早めに評価方針を世帯から個人に変えていた。

それに対し、テレ朝は2019年10月に時代に逆行するような編成を組んだのだ。

「『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を金曜ゴールデン帯から外し、20時台の『ミュージックステーション』を21時台に繰り下げた。いずれも、ティーン層(男女13歳~19歳)やF1層(女性20歳~34歳)にはウケが良く、現在のテレビ界の潮流からすれば、最も重宝すべき番組なんです。

しかし、テレ朝はF2(女性35歳~49歳)F3(女性50歳以上)に受けそうな『ザワつく! 金曜日』を19時台に、『マツコ&有吉 かりそめ天国』を20時台にした。これによって世帯視聴率は上がったものの、広告主が重視する13歳~49歳のコア層に訴えるなら、以前の編成の方が良かったという声は根強くあります」(前出・テレビ局関係者)

■「変化に対応しきれていないのです」

2010年代、テレ朝は躍進した。年間“世帯”視聴率で2012年、開局以来初のプライム帯で1位、ゴールデン帯で2位になり、全日帯では41年ぶりの2位に。翌年はプライム帯で2年連続1位、ゴールデン帯では日テレを破り、開局以来初の1位に輝いた。その後も好調を続けた。

「テレビの視聴者が高齢化する中で、世帯視聴率狙いの作戦が功を奏した。『相棒』『ドクターX』『科捜研の女』などの連続ドラマで高齢者層をつかまえました。

しかし、今は個人視聴率が指標になり、特に13歳~49歳の視聴者を奪う必要がある。その変化に対応しきれていないのです」(別のテレビ局関係者)

日テレ、TBS、フジが49歳以下にターゲットを絞る中、テレ朝は明確な視聴対象年齢を公言していない。4月の改編でも、ゴールデン帯は火曜に『家事ヤロウ』を深夜帯から移動させるくらいで、ラインナップはほとんど代わり映えしない。

「日曜の『ポツンと一軒家』は世帯や個人“全体”視聴率は良いですが、性別や年齢層に分けると、ティーン層やF1、M1は実はほとんど見ていないのです。

だからといって、終了させるわけにはいきません。編成を極端に変えたら、高齢者が離れて世帯視聴率が落ち、若者も取り込めないという悲劇が想定されますから。そのため、今は世帯視聴率で体裁を保ちながら、徐々にコア層にシフトしていこうとしています。

昨年10月の改編で、平日の深夜26時台に『バラバラ大作戦』という若者向けのバラエティ枠を設け、今年4月からは14番組のうち2番組が24時台に昇格した。好評なら、いずれゴールデンに上げるのでは」

個人視聴率時代に乗り遅れた感のあるテレビ朝日。ここから巻き返せるか。

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投稿日:2021/03/19 06:00 更新日:2021/03/19 06:00
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1962400/

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Source: 芸能トピ++

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