20代女性の6割が東京五輪の延期を希望　「この状況では無理」との声も

新型コロナウイルスの感染拡大により、2021年7月に延期された東京オリンピック。日程が近づくにつれて、コロナ禍での開催に対して批判的な意見も広がっている。

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■「東京オリンピックは延期」6割も

しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女3,140名を対象に調査したところ、全体の59.2％が「2021年の東京オリンピックは延期したほうがいい」と回答した。

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■現状では開催が難しそう

性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっている。

新型コロナウイルスの流行により、オリンピックの開催は難しいと考えている人が多いようだ。

「新型コロナが今後どうなるかわからないのに、このまま東京オリンピックを開催しようとするのは無理がある」（30代・女性）

「やりたい気持ちはわかるけれど、この状況では無理だと思う。強引にオリンピックを開催することによって、新型コロナがさらに広がりそうで怖い」（40代・女性）

■選手の気持ちを思うと

選手や関係者のために、開催してほしいと思う人もいる。

「これまで練習してきた選手や関係者の人たちの気持ちを考えれば、さらに延期になったり中止になったりしてしまうのは気の毒に思う」（30代・女性）

自国でのオリンピックなので、中止にはならないでほしいとの声も。

「自国でオリンピックが開催されることはめったにないので、個人的にも楽しみにしている。難しい状況だけれど、できることならばこのまま予定通りに行ってほしい」（30代・男性）

■早めのアナウンスが必要

さらなる変更があるならば、早めにアナウンスするべきだとの意見もある。

「延期や中止にするのであれば、早めにアナウンスしたほうがいい。ギリギリに発表されても、対応するのが大変だと思うから」（20代・男性）

新型コロナウイルスへの対策方法を、もっと明確にしてほしいとの声も。

「なにがなんでも開催するというのであれば、新型コロナへの対策方法をもっと明確に出してほしい」（30代・男性）

新型コロナウイルスの不安が払拭されない限り、オリンピックに前向きになれない人も多いようだ。

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（取材・文／しらべぇ編集部・ニャック）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間：2020年12月11日～2020年12月18日
対象：全国10代～60代の男女3,140名 （有効回答数）