家庭で毎日使う給湯器。
「使わない時は電源を切ったほうが節約になるの?」
「つけっぱなしだと故障の原因になる?」
――こうした疑問を感じる人は多いはず。
実は、給湯器は 基本的に“電源を入れっぱなし”が正解 なんです。
ここでは、その理由と、例外的に電源を切るべきケースをまとめます。
✔ なぜ“つけっぱなし”が正解なのか?
1. 給湯器は待機電力が非常に低い
ガス給湯器の待機電力は 1〜3W 程度。
月にして数十円レベルで、電源を切ってもほぼ節約になりません。
2. 電源を切ると再起動時に負荷がかかる場合がある
毎回電源を切ると、
再起動(内部チェックや動作準備)で逆に負荷が大きくなり、
長期的には故障リスクが上がると言われています。
3. リモコン操作がそのまま使える
お湯を使うときに毎回電源を入れ直す必要がなく、
ストレスなくお湯が出るのはつけっぱなしのメリット。
✔ 電源を切ったほうがいいケース
つけっぱなしが基本だけど、例外もあります。
● 長期間家を空けるとき(数日〜数週間)
旅行・帰省などで長く家を留守にする場合は、
念のため 電源OFF+ガス元栓も締める と安心。
● 落雷が多い地域の「雷注意報」時
雷による電圧トラブルで基板がやられることがあるため、
給湯器の電源プラグを抜くのが安全。
※壁に直結されていて抜けないタイプはそのままでOK。
(外の給湯器本体は防雷対応が基本)
● 給湯器に異音やエラーが出ているとき
エラー表示が出たら一旦電源OFF→再起動で改善する場合あり。
それでもダメな場合は専門業者へ。
✔ 「リモコンの電源」と「給湯器本体の電源」は別物
多くの家庭にある壁のリモコン(点火ボタン)は
“お湯を出す/止める”ための電源であって、
給湯器本体はそのまま動いています。
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リモコンの電源OFF → 操作停止するだけ
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給湯器の電源プラグを抜く → 本体そのものを停止
この違いを知っておくとトラブル時に役立つ。
✔ まとめ:普段はつけっぱなしでOK!
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日常生活 → 電源つけっぱなしが正解
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長期不在時 → 電源OFF&ガスを締める
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雷の多い日 → プラグを抜くと安全
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エラー時 → 電源OFF→再起動は有効
給湯器は毎日の生活に欠かせない設備。
安全に長く使うためにも、正しい扱い方を知っておくと安心です。
Source: 芸能人ニュース速報