■ OGとの共演ライブで感じた“差”と“悔しさ”
2025年12月7日、東京・日本武道館 にて行われた「AKB48 20th Year Live Tour 2025 ~あの頃、青春でした。これから、青春です~」。この20周年記念コンサート Part3 では、現役メンバーだけでなく、数多くのOGメンバーもステージに上がった。(WEBザテレビジョン)
現場には、かつて“AKBの黄金時代”を支えたトップメンバーたち。彼女たちのパフォーマンス、空気、歴史の重み――その“背中”を目の当たりにした倉野尾は、コンサート後にこう語った:
「先輩方が格好良い背中をたくさん見せてくださったからこそ、気づけば私たち現役メンバーは、どこか悔しいという気持ちでこのコンサートをやっている時がありました」(WEBザテレビジョン)
つまり、ただ“憧れ”や“尊敬”ではなく――
「自分たちでもあのレベルに近づきたい/超えたい」というリアルな気持ちが芽生えた、ということだ。
■ “今”のAKB48を守り、「次」を見据える決意
その悔しさをバネに、倉野尾は明確な決意を口にした――
「21年目は先輩方の力ではなく、自分たちで作り上げていく」(WEBザテレビジョン)
これまでの20周年イヤーは“先人たちとの繋ぎ目”を感じる年だった。だが、2026年以降は「現役メンバーだけのAKB48」が動き出す年になる――と彼女は考えているようだ。
実際、直後には 67枚目シングルの発売決定+選抜メンバー発表 があり、21年目のスタートダッシュも切られている。(WEBザテレビジョン)
■ 背景にあった“葛藤” — OGとの共演は“称賛”だけじゃないプレッシャー
OGの参戦はファンにとって大歓喜の瞬間だったが、現役メンバーにとっては――
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華やかさ/安定感/経験値の差を痛感
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「このままでいいのか?」という自問
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歴史と伝統を背負う重圧
そんな葛藤と重圧が、ステージの裏にあった。実際、この日限りでなくリハ期間からメンバーは精神的に追い込まれていたと報じられている。(エキサイト)
倉野尾の「悔しかった」という言葉は、表面的な感情じゃなく、深く胸に刻まれた覚悟の証だったんだと思う。
■ 21年目、新章の始まり — 若い世代が“AKB48を再定義する”
この決意には、いくつかの意味がある:
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過去の栄光をリスペクトしつつ、“今のAKB”としての個性を確立する
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新センターを迎え、新メンバーにもチャンスを与えることで、次世代へのバトンをつなぐ
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OG依存を脱し、「現役+若手」で走ることで、安定かつ新鮮なAKBを目指す
ファンにとっては“懐かしさ”と“新しさ”を同時に味わえる、まさに新章の幕開けだ。
✅ “悔しさ”こそが、AKBの再起動ボタン
倉野尾のコメントを聞いて思ったのは――
“過去の栄光をただなぞるんじゃなく、自分たちで新しい歴史を作る。”
これが、本当の意味での「AKB48らしさ」じゃないか、ってこと。
アイドルにとって「憧れ」も「リスペクト」も大事だけど、
それを乗り越えて「自分たちの時代」を築く覚悟を持つこと。
今回の20周年ライブで感じた“悔しさ”は、
きっと現役メンバーにとって 未来へのエネルギー になってると思う。
Source: 芸能人ニュース速報