パソコンを『常につけっぱなし』にするメリット・デメリットとは?


『都度消し』とどっちがいいのか徹底解説!

パソコン(特にデスクトップ)は「つけっぱなし派」と「こまめに電源オフ派」で意見が分かれるところ。
実際のところ、どちらが正しい…という絶対解はなく、用途や環境によって最適解が変わるのが現実だ。

この記事では、

  • つけっぱなしのメリット・デメリット

  • 都度消し(こまめに電源オフ)のメリット・デメリット

  • 結局どっちがおすすめ?
    を分かりやすく解説する。


■ パソコンを「つけっぱなし」にするメリット

① 起動の待ち時間ゼロでストレスが減る

最近のPCは高速化しているとはいえ、再起動には数十秒〜数分かかる。
つけっぱなしなら すぐ使える ため、作業開始が早い。

② バックグラウンド作業が安定する

  • Windows Update

  • ウイルススキャン

  • クラウド同期
    など、時間のかかる処理が睡眠中に自動で終わる。
    翌朝の「急に重い…」が減る。

③ 電源のオンオフによるパーツ負担が減る

電源投入時は電流が一気に流れ、パーツに最も負荷がかかる瞬間。
つけっぱなしだと、この「突入電流」のストレスがないため、
HDDや電源ユニットの寿命が延びることもある。


■ パソコンを「つけっぱなし」にするデメリット

① 電気代が少し上がる

デスクトップPCで 月数百円〜数千円 上がることも。
省電力設定が甘いほど電気代は増える。

② パーツの“経年劣化”による寿命は縮みやすい

つけっぱなしは熱がこもりやすく、

  • 電源ユニット

  • ファン

  • コンデンサ
    などの部品劣化を進める原因になる。

特に夏場は要注意。

③ セキュリティ的にリスクがある

ずっとネット接続状態=
サイバー攻撃の“的”になり続けるということ。
もちろんウイルス対策ソフトを入れていれば大きな問題はないが、
物理的に電源オフの方が安全度は高い。


■ 「都度電源オフ(こまめに切る)」のメリット

① 省エネで電気代が安い

1日何度も使わない人ほど電気代の節約効果は大きい。

② 長時間の熱によるダメージが減る

つけっぱなし特有の“温度上昇による劣化”の進行が緩やかになる。

③ セキュリティ的に安全

電源が切れていれば攻撃されようがない。
特にノートPCは外出時にオフ推奨。


■ 「都度電源オフ」のデメリット

① 電源オンのタイミングでパーツ負担がかかる

突入電流で

  • 電源ユニット

  • HDD
    に負担が出やすい。

とはいえ、最近のSSD搭載PCならそこまでシビアではない。

② 作業を始めるまでの“待ち”が発生

急いでいるときは地味にストレス。

③ バックグラウンド処理が中断される

更新が遅れがち。
起動した瞬間に「更新の準備中」で重くなるのもこのパターン。


■ 結局どっちがいいの?用途別まとめ

◎ 毎日長時間使う人

つけっぱなし(スリープ併用)推奨
スリープなら電気代はほぼゼロに近く、
起動も秒速。
熱も抑えられるバランス最強スタイル。

◎ 1日に1〜2回しか使わない人

都度電源オフが節約になる

◎ ゲーム用・高負荷作業PC

夜はシャットダウン推奨
高性能PCは熱がこもりやすく、
ファンや電源に負荷がかかるため。

◎ ノートPC

基本は都度オフ or スリープ
つけっぱなしはバッテリー寿命を削りやすい。


■ まとめ

  • つけっぱなし → 時短・便利・パーツへの突入電流なし

  • 都度オフ → 省エネ・安全・熱劣化を抑える

現代PCの最適解は、
「つけっぱなし」ではなく “スリープ活用” が一番コスパが良い。

使わない時はスリープ、
長時間離れる時や寝る前だけシャットダウン。
これでパーツ寿命・電気代・安全性の三拍子がバランスよく取れる。


Source: 芸能人ニュース速報

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