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小林至氏 今年もホームラン数が激減した理由は明らか 日本は「MLBと比べても相当低い」 東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。激減する… (出典:スポニチアネックス) |

東大卒の元ロッテ投手で、ソフトバンクの球団幹部を経て現桜美林大教授の小林至氏(57)が自身のYouTube「小林至のマネーボール」を更新。激減するプロ野球のシーズン本塁打数を取り上げた。
個人タイトル争いも佳境に入ったが、本塁打数は寂しいことになっている。
セ・リーグは阪神・佐藤輝が39本塁打(25日現在)でトップ。2位の阪神・森下が23本と16本差。
阪神以外の球団ではチーム最多が全員10本台。巨人などはキャベッジの16本が最多という異常事態だ。
パ・リーグも状況は同じ。
日本ハム・レイエスが32本(24日現在)でトップだが、2位はソフトバンク・山川の21本。楽天、ロッテのチーム最多はそれぞれ13本。さすがに少ない。
打者の技術の問題だろうか?
小林氏は違う要因を挙げた。「ボールです。投手のスピード、変化球の質もあるが、ほとんどの要因はボールと考えていい」と言い切った。
そもそも日本のプロ野球が使用するボールは「飛ばなすぎる」という。
現在はミズノ社の統一球を使用し、日本野球機構(NPB)が定める反発係数の範囲内に収まるように日本車両検査協会が検査している。ボール自体の精度は高い。だが、その反発係数が低すぎるというのだ。
小林氏は、その数字は「MLBと比べても相当低い」という。
実際、昨年1シーズンで12球団の総本塁打数は974本。1試合平均1・14本。
現在の反発係数が定められる以前の2004年シーズンは全体で1998本塁打だった。ざっと本塁打は半分に減っている。
かつて反発係数を無断で上限に近づけた、いわゆる“統一球問題”でNPBは大バッシングを受けた。小林氏は「それもあって(NPBは)保守的」と説明した。
“ホームランはプロ野球の華”と言われる。現状ではあまりにも寂しい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d53bfc96a5fce78bafb5cfe84bb87bc9d9c2875
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Source: 芸能野次馬ヤロウ