【文芸】人気サッカー漫画『アオアシ』がビジネス書になる深い理由、「野球<サッカー」の必然

「アオアシ」がビジネス書になる深い理由の一つは、競争の中での成長や逆境を乗り越える姿勢が描かれていることです。ビジネスの世界でも、競争に勝ち抜くためには戦略的な思考や努力が必要です。この作品を通じて、成功するためには自己啓発や努力が欠かせないことが示されています。

1 Egg ★ :2023/12/06(水) 22:07:13.70 ID:atAPZGRK9

● ビジネスの本質は野球ではない “サッカー”だ!

 前提として入山氏は、今のビジネスに求められる組織が「野球ではなくサッカー型」に近づいていることを強調する。

 というのも、野球は「監督を頂点にした指示体系」の下でマネジメントが行われる。

 例えば攻撃時は、打者がバッターボックスに立った際や出塁したときに「次は送りバントだ」「ホームランを狙え」「盗塁しろ」などと、監督が各プレーヤーに細かく指示を出す。一球ごとにサインを変える場面もある。監督からの指示をコーチが代わりに伝えることもある。

 これはいわば、トップダウン型の命令系統だ。社長から役員へ、役員から部長へ、部長から課長へ…と指示を伝えていく。旧来型の日本企業にありがちな、上意下達のリーダーシップといえよう。

 ただしサッカーは、監督からの指示が重要であることに変わりはないが、野球ほどワンプレーごとに細かく指示を出すわけではない。選手は「チームの約束事」の範囲内であれば、自分の意思で広いフィールドを縦横無尽かつ自由自在に動くことができる。

 そして、チーム全体がうまく機能するよう、個々人がリーダーシップを持って行動することが比較的許されている。

 相手に攻め込まれたときやセットプレーの際は、FWの面々が臨機応変にゴール前まで下がることもある。それどころか、FWが味方のDFに指示や叱咤激励をすることもある。完全な分業体制ではなく、「チームの勝利」という目的のために、別ポジションのメンバーに声を掛けるのも当たり前なのである。

 一方、野球の世界では、野手が自己判断で大きく守備位置を変更したり、野手が投手に配球のアドバイスをしたり、打者が勝手にバントをしたり…といったシーンは見られない。プレーヤー同士が話し合い、自主的に打順を変えることもあり得ない。監督の指示なしにそんなことをすれば、激怒されるだろう。

● 自分本位になるのではなく 他者視点で考える

 だからこそ、野球とサッカーを比較すると、柔軟な「サッカー型組織」の方が現代ビジネスにマッチするのだ。

 サッカー型組織で選手たちが発揮する自律的なリーダーシップは、経営学で「シェアード・リーダーシップ」と呼ばれるものに近い。

全文 12/6(水) 10:02 ダイヤモンドオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/a66654393146a3b6f3707c63347466d496f531a2?page=2

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Source: 芸能野次馬ヤロウ

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