劇団員死亡の宝塚歌劇団、雪組の公演を１２月１日から大劇場で再開へ

宝塚歌劇団は１７日、宝塚大劇場（兵庫県宝塚市）の雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」を１２月１日に開幕すると発表した。 宙 組に所属する劇団員の女性（２５）が死亡した問題を受け、同劇場での公演は１０月１日以降、全て中止されていた。

雪組公演は今月１０日～１２月１３日の日程で予定されていたが、「劇団員の心身のコンディションを最優先に対応するため」として、開幕を見合わせ、今月２３日までの中止を決めていた。

女性は９月３０日、宝塚市の自宅マンションの敷地内で倒れて死亡しているのが見つかり、兵庫県警は自殺とみている。

歌劇団は、宝塚大劇場で上演中だった宙組公演「ＰＡＧＡＤ（パガド）」を１０月１日から千秋楽の１１月５日まで中止。今月２５日からは東京宝塚劇場（東京）で同公演が予定されているが、実施するかどうかは明らかにしていない。