年内でタレント引退の東山紀之社長、笑顔でラスト舞台「チョコレートドーナツ」開幕 鳴りやまない拍手に何度も頭下げ

1: なまえないよぉ~ 2023/10/09(月) 02:02:47.07
年内でタレントを引退するジャニーズ事務所の東山紀之社長(57)が8日、東京・渋谷のPARCO劇場の主演舞台「チョコレートドーナツ」(脚本、演出・宮本亞門)の初日を迎えた。ゲイのショーパブダンサー役を熱演し、華麗なダンスや歌声を披露。ラスト舞台にファンがスタンディングオベーションでたたえる一方、故ジャニー喜多川元社長(2019年死去)の性加害問題による社名変更など〝脱ジャニーズ〟を支持する声もあった。

被害者の補償救済を進めるため、1985年に少年隊の「仮面舞踏会」でレコードデビューしてから38年の芸能生活に終止符を打つヒガシ。混乱の中、幕開けしたラスト舞台だったが、客席の鳴りやまない拍手に充実の笑顔で感謝した。

終演後、観客は一斉にスタンディングオベーション。出演陣が登場するまでの30秒間、拍手の勢いが増す中、カーテンコールに再登場した座長は控えめに手を振る。ジャニーズ事務所の後輩で初共演となる元Hey!Say!JUMPの岡本圭人(30)から背中を押されると最前列に立ち、何度も頭を下げた。

今作は東山演じるショーパブダンサーと地方検事(岡本)のゲイカップルが、育児放棄されたダウン症の少年をわが子のように育てながら差別や偏見に立ち向かう物語。

劇中ではスリットが入ったドレス姿で美脚を露出しながらヒガシの代名詞ともいえるキレキレダンスを妖艶に披露。ユーモラスな演技では笑いが起き、愛と自由をテーマにした楽曲を熱唱すると、客席からはすすり泣きの声がもれた。

9月7日には性加害問題で会見し、ジャニーズの新社長就任などを発表したが、複数の関係者は「その前から舞台の準備に入った」と説明。事務所の廃業、社名変更などを発表した今月2日の会見に社長として出席後、PR会社が作成したNG記者リストの存在が発覚するなど混迷を極めているが、「前日(7日)のゲネプロにも参加し、カンパニー一丸で本番を迎えた」という。この日、東山自身のコメントはなかったが、悲壮感は一切見せず、役者としてプロフェッショナルに徹した。

東京・台東区の会社員女性(40)は引退を惜しみながら、「ジャニーズの名前と決別してもヒガシさんの表現力は変わらないし、むしろ決別して新しいエンタメを見せてほしい」と期待。

また、劇中では少年の養育をめぐる裁判の準備で東山ではない役者が性加害を確認するシーンがあったが、新宿区の会社員男性(50)は「その場面をカットしなかったことに東山さんの舞台への真摯な姿勢を感じた」と説明した。ほかのファンも〝脱ジャニーズ〟の再出発に賛同する声が多かった。

終演後は関係者口でファンが出待ちするなど人気は健在。周辺ではテレビ局がファンに感想を聞くなど注目度の高さをうかがわせた。

★11・23愛知で大千秋楽 ラストステージは12月ディナーショー
PARCO劇場では31日が千秋楽。11月3~5日は大阪・豊中市立文化芸術センター、同10、11日は熊本市民会館、同16日は宮城・東京エレクトロンホール宮城、同23日の愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホールが大千秋楽となる。東山にとってタレントのラストステージはディナーショーで、12月21、22日に帝国ホテル大阪、同25、26日にANAインターコンチネンタルホテル東京で開催する。

2023/10/09 01:22

https://www.sanspo.com/article/20231009-LHG2M3TL5NKAHISPQBLUDR4O6M/

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Source: 芸能トピ++

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