就職支援事業を手掛けるジェイックが、20代の非正規雇用者を対象に「理想の年収と将来のための長期投資」に関するアンケート調査を行った。理想の年収1位は「250～300万円未満」で、回答の17％を占めた。2位は「300～350万円未満」（14％）、3位は「600万円以上」（13％）だった。
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「200～250万円未満」も12％を占めた。男女別では、男性は「300～350万円未満」（18%）、「600万円以上」（17％）の順。女性は「250～300万円未満」（22%）、「200～250万円未満」（21%）の順番だった。
調査対象者の前年の年収はどうか。「50～100万円未満」が30％で最多。次いで「100～150万円未満」が24％となった。「50万未満」（13％）と合わせると、全体の67 ％、およそ3人に2人が「年収150万円未満」という結果になった。男女別でも、男女ともに「50～100万円未満」が最多、次いで「100～150万円未満」という結果になり、大きな差は見られなかった。
つみたてNISA（少額投資非課税制度）、iDeCo（個人型確定拠出年金）の利用動向も調査した。長期の資金運用を「行っていない」が73.7％と全体の7割以上を占めた一方、「行っている」は6.8％にとどまった。
「行っていない」と回答した層にその理由を聞くと、「資産運用に興味がないから」が最多46.5％。「行いたいが、各制度のことがよくわからず始められない」（21.0％）、「行いたいが、運用資金がないので始められない」（20.0％）となり、興味がない層と、行いたいが運用資金や制度の理解不足で始められていない層がともに約4割と同率の結果が出た。
調査は20代の非正規雇用労働者（雇用形態がパート・アルバイトか無職）の計400人（男女200人ずつ）を対象にインターネット上で実施した。調査期間は5月15日～翌16日。
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Source: 芸能野次馬ヤロウ