【テレビ】堺雅人主演、日曜劇場『VIVANT』第2話　早くもヴィヴァンが何か判明？　ネット困惑「闇組織」「別班の意味調べたら意味深」

　俳優の堺雅人（49）が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・00）は23日に第2話が放送された。

　同作は「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。脚本は八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏。演出は福澤監督、宮崎陽平監督、加藤亜季子監督。

　初回放送までストーリーや役柄など作品の詳細を明かさず。丸菱商事エネルギー事業部2課課長を務める乃木憂助演じる主演の堺以外にも阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら主演級の超豪華キャスト総勢43人が集結。

　キャッチコピーは「敵か味方か、味方か敵か―冒険が始まる。」日本を代表する超豪華俳優陣が集結！！前例のないエンタメが今夏幕を開ける！“限界突破！アドベンチャードラマ”始動！
　

＜以下ネタバレ有り＞
　

　第2話は、警視庁公安部外事第4課・野崎守（阿部寛）の助けで現地警察の追跡から逃れ、無事日本大使館へとたどり着いた乃木（堺雅人）と世界医療機構・医師の柚木薫（二階堂ふみ）。

　しかし、いつまでも止まっているわけにはいかない乃木は、130億円を取り返すべく動き出した。また、野崎はアマン建設会社のアル＝ザイール（Erkhembayar　Ganbold）の残した「VIVANT（ヴィヴァン）」という言葉に引っかかっていた。そして、明かされる「ヴィヴァン」の謎に一同は――という展開だった。

　開始20分すぎ。唐突に「ヴィヴァン」の謎が紐解かれた。日本大使館で野崎の耳に飛び込んできた「ヴィカァン」の声。「ヴィカァン」とはバルカ共和国の人間が「別館」を発音したもの。柚木は「例の言葉『ヴィヴァン』に似てる」と言い、乃木も「似てます。これです、これです」と同調。

　このやりとりを聞いた野崎が「BEKKAN（ヴィカァン）が『別館』だとすると、BE＊Nは…」とスタッフに発音させる。一同「ヴィヴァン！」。さらに野崎の表情が厳しくなる中、柚木は「でも、こんな日本語あります?」と首を傾げた。しばらくホワイトボードに自ら書いたBE＊Nの文字を凝視した野崎は、突然うなり声を上げてBE＊Nの3、4文字目の「BB」の一部分を消し「PP」に。

　BEPPANの文字を再び発音させると、一同「ヴィパァン！」。現地スタッフが「これは日本人にヴィヴァンって聞こえる」。それでも意味が分からない乃木と柚木に対して野崎が「ローマ字で読んでみろ」。乃木「べ、ベッパン…」。「そうだ」と頷いた野崎はホワイトボードに「別班」と記す。すると公安の刑事・新庄浩太郎（竜星涼）の表情が一変。

　唖然とした表情の乃木を見る目が変わった。そして野崎も乃木をにらみつけ「お前が別班？フン、まさかな～、ふふふ」と意味深な笑みを浮かべて乃木の肩を叩き、新庄と部屋を出ていった。その表情は笑顔から…。

　そして終盤。柚木が野崎を問いただす。「別班って、いったい何なんですか？怪しい何かですか」。野崎は「まだ調べてなかったのか。ネットに載ってるぞ」と茶化した後、「公には公表されてない。自衛隊の影の諜報部隊…それが別班と言われている部隊なんだ」と説明。

　柚木が「政府非公認なんですよね」と顔をしかめ、乃木が「スパイってことですか」と声を上げると、野崎は「だが日本には確かに存在している」と言い放った。

　大使館での野崎の言葉とホワイトボートを使った謎解き、そして終盤の野崎の言葉にネット上では「別館→ヴィカァン→ヴィヴァン→ベッパン→別班？謎すぎる　しかも新庄の乃木に対する視線が不穏すぎる」「VIVANTの意味が別班って事はイマジナリーフレンド？イマジナリー自分？多重人格？である乃木がVIVANTで正解なのでは」

　「別班説なるほど～ってなるけど、さすがにタイトルをそこまで崩すことはしないはずなので、話数後半になって本当の意味的なものが明らかになるのかな」「本当にVIVANTが別班なら、来週からタイトル変えなきゃじゃん。何かもう1つ意味があると思う」「別班の意味調べたら意味深だった」「これ終盤で本当の意味出すための伏線じゃないの？」「“別班”って自衛隊の闇組織？」「謎がさらに深まっただけなんだが…」「何がほんとで何が裏切りかわからん」など戸惑いと考察が入り乱れた。

　ラストピース二宮和也も自身のツイッターで「VIVANT＝別班=諜報機関でおけ？なら、ヤバいな。」とつぶやいた。

　ヴィカァン、ヴィヴァン、ヴィパァン、ベッパン、別班…。果たしてVIVANTは別班なのか――。