【芸能】“オードリー春日”を演じる俳優とは　『だが、情熱はある』キャスト一挙おさらい

　いよいよ今夜、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描くドラマ『だが、情熱はある』（日本テレビ系／毎週日曜22時30分）がスタートする。現在、第一線で活躍中のお笑い芸人たちが登場する本作は、誰が演じるかも注目だ。これまでに発表されているキャストをおさらいしておこう。

【写真】役作りで15kg増量した女優も！　『だが、情熱はある』キャスト一挙おさらい

　本作は、嫉妬や妬み、劣等感に自意識過剰と次々わき上がる負の感情を燃料に生きてきたお笑い芸人、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太が出会い、ユニット「たりないふたり」を結成し、ダメでさえない人生からの大逆転を描く、笑いと涙の物語だ。すでに発表されているとおり、2人を演じるのは、現在若手ジャニーズの中でも俳優として勢いに乗る2人で、若林も発表の際には「まさかジャニーズのおふたりに演じてもらえるとは…」と驚きを隠せない様子だった。

■ King ＆ Prince・高橋海人 → 若林正恭

　若林を演じるのは、King ＆ Princeの高橋海人。一昨年、大ヒットドラマの続編『ドラゴン桜』第2シリーズ（TBS系）で東大を目指す高校生を演じると、昨年にはドラマ『未来への10カウント』（テレビ朝日系）で、所属事務所の大先輩・木村拓哉と共演。高校ボクシング部の部員・コーチという関係性で、リングの上で拳を交えるシーンも堂々と演じてみせた。

　そんな高橋は、すでに公開されている本作のティザービジュアルで、前髪重めのヘアスタイルに、うつろな瞳で若林になりきった姿を披露。さらに、本編の一部を切り取ったPR動画では、若林をほうふつとさせるしゃべり方を披露しており、どこまで若林になりきっているのか、否が応でも楽しみになってくる。

■ SixTONES・森本慎太郎 → 山里亮太

　対する山里亮太を演じるのは、SixTONESの森本慎太郎。森本の演技のキャリアは長く、ジャニーズ事務所入所1年後、わずか10歳の頃にドラマ『受験の神様』（日本テレビ系）に出演したのを皮切りに、さまざまな作品に出演。昨年はドラマ『ナンバMG5』（フジテレビ系）で、ヤンキー役を好演し、さらに朝の情報番組『ZIP!』（日本テレビ系／毎週月曜から金曜5時50分）内で放送されたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』では、山里より一足先にお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀を演じており、お笑い芸人を演じるという意味で準備は万全と言えるかもしれない。

　そんな山里を演じる森本のティザービジュアルもすでに解禁済み。山里のトレードマークの赤メガネを着用し、少し神経質そうな表情は山里そのもの。PR動画で発している上ずった声色もどことなく山里を連想させ、こちらも本編への期待が高まる仕上がりとなっている。

※高橋海人の「高」は正式には「はしごだか」

■ 戸塚純貴 → 春日俊彰

　ピッチリ横分けヘアにピンクのベスト、「トゥース！」のギャグでおなじみ、若林の相方の春日俊彰。春日を演じるのは俳優の戸塚純貴だ。2010年の「第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を経て芸能界デビューした戸塚は、これまでに『仮面ライダーウィザード』（テレビ朝日系）に出演したほか、昨年には4コママンガ「コボちゃん」で知られる植田まさし原作の実写化『かりあげクン』（BS松竹東急）で主人公のかりあげ正太を演じた。

　そんな戸塚は、実はかねてからオードリーのラジオリスナー、通称「リトルトゥース」であり、今回の出演について「リトルトゥース戸塚純貴が、春日さんを演じる日が来るとは夢にも思っていませんでした」と喜びのコメント。「大変光栄に思うと共に、今までで1番難しい壁に直面しています」とも述べているが、人一倍思い入れをもって挑む戸塚の春日役に注目だ。

■ 富田望生 → 山崎静代（しずちゃん）

　山里の相方として共に南海キャンディーズを結成する“しずちゃん”こと山本静代は、女優の富田望生が演じる。映画『ソロモンの偽証』で女優デビューし、以降10代から数多くのドラマ、映画に出演し、ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』（日本テレビ系）、『教場』（フジテレビ系）シリーズなど、話題作に次々出演している。

　しずちゃん役を演じる富田は「独特な感性と雰囲気、挑戦に潔く踏み入る力強さを待つ魅力的な方を務められること、大変光栄に思います」とコメントしている。『ソロモンの偽証』出演時には役にあわせて2ヵ月で15kgもの増量をしてみせた富田。今作でもしずちゃんになりきるための役作りに期待が高まる。

■ バラエティで大活躍中のNMB48メンバーも

　ほかのキャストも発表されており、若林と山里を結びつけるきっかけを作るテレビプロデューサー・島貴子役は薬師丸ひろ子、若林の父・徳義役は光石研、母・知枝役は池津祥子、姉・麻衣役は箭内夢菜、祖母・鈴代役は白石加代子、山里の父・勤役は三宅弘城、母・瞳美役はヒコロヒー、兄・周平役は森本晋太郎（トンツカタン）が演じる。また、南海キャンディーズのマネジャー・高山三希役で坂井真紀、先輩芸人の谷勝太役で藤井隆の出演も発表されている。

　さらに、山里が好きな相手、丸山花鈴役を演じるのは、NMB48のメンバーで、近年はバラエティ番組でも大活躍中の渋谷凪咲。若林が好きな相手、橋本智子役を演じるのは、映画『君が世界のはじまり』、『街の上で』などで注目された若手女優・中田青渚が演じる。