【芸能】『サザエさん』2代目タラちゃん登場の初回放送　愛河里花子が声担当で第一声は「僕も欲しいです」　「違和感ない」と視聴者驚き

驚きです。

　フジテレビ系アニメ『サザエさん』（後6：30）が5日に放送された。フグ田タラオ（タラちゃん）役は、先月5日に87歳で死去した貴家堂子さんから、新たに愛河里花子（55）が務めている。

　この日の放送は、＜温泉旅行に行きたいな＞、＜姉さんのマイカー＞、＜春の調べ＞の3本立てで放送。愛河が声を務めたタラちゃんの第一声は＜姉さんのマイカー＞での「僕も欲しいです」だった。

　＜姉さんのマイカー＞は、サザエが赤い車に乗って帰宅。買い物時に、車を持っている近所の五十嵐夫人と会い、乗せてもらい、その後、家族でマイカーについて話し合いをすると、そこでタラちゃんが「僕も欲しいです」といい、ワカメが「何が欲しい？」の問いかけに「赤い車です」と返事をしていた。

　声優交代で気になるキャラクターボイスの変化について、ネット上では「愛河里花子さんのタラちゃんがすごい。ここまで近いイメージになるとは思わなかった。すごい」「想像以上に声が似ててすごい」「愛河里花子さんの声全然違和感ないスゴい！」「タラちゃん役変わったの忘れてたぐらい声に違和感がない…！」「タラちゃんの声可愛くていい　イメージも崩さずに」など前任の声質と違和感がないことに絶賛と驚きの声があがっている。

　貴家さんの訃報は2月10日、フジテレビが「1969年の『サザエさん』放送開始から、フグ田タラオ役を演じ続けられてきた貴家堂子さんが2月5日（日）にご逝去されました。謹んで哀悼の意を表します」と報告。あわせて「貴家さんの最後のご出演は2月26日（日）放送『サザエさん　ひな祭り1時間SP』となります」と伝えていた。

　その後、フジテレビは2月26日、貴家さんに続く2代目タラちゃん役キャストを愛河里花子（55）が3月5日放送回から担当することを発表。

　その際、愛河から「この度、大先輩であられる貴家堂子さんよりタラちゃん役を受け継がせていただくこととなりました。長きに渡り皆さまに愛されている、タラちゃん。貴家堂子さんの育まれた、健やかで、朗らかなタラちゃんを大切に、歩んで行きたいと思っております」とコメントを寄せていた。

　愛河はアニメ『とっとこハム太郎』こうしくん役、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』ハレ役、『ポケットモンスター』サトシのゼニガメ、ラプラス、カスミのコダック役などを担当。映画の日本語吹き替えなども含め、多くの作品に出演しており、NPO法人「声と未来」の理事長を務めるなど、定期的に絵本の読み聞かせ会を開催し子育て支援活動を精力的に行っている。夫は同じく声優の岩田光央。