【東スポ】W杯 韓国メディア、サウジの大金星で沸騰「アゲイン2022」 アルゼンチンには痛烈「世界から嘲笑」

　サウジアラビアは２２日に行われた優勝候補のアルゼンチン戦で後半に劇的な逆転勝利。歴史的な大金星を奪った。

　これに勢いづいているのが韓国メディアだ。「毎日経済」は「アルゼンチンを撃破したサウジアラビア。〝アゲイン２００２〟の魔法を期待する」と報道。韓国は２００２年日韓Ｗ杯で１次リーグでポルトガル、決勝トーナメント１回戦でイタリア、準々決勝でスペインと優勝候補の強豪を次々と撃破して〝韓流旋風〟を巻き起こした。この快進撃はいまだに語り草で、同じアジア勢のサウジアラビアによる大金星で、今大会でも韓国がミラクルを起こすと期待が急上昇しているのだ。

　また、同国メディア「マニアリポート」は「世界から嘲笑」と題してアルゼンチンの失態ぶりを強調。「世界が驚がくした。アルゼンチンは世界のサッカーファンから嘲笑の対象となった」と厳しく糾弾した。「日韓Ｗ杯でドイツに０―８と惨敗したチームだ。しかし２０年後、巨艦のアルゼンチンを崩した」と評した。

　さらに、米メディア「ブリーチャーリポート」を引用して「歴代１０傑に韓国と北朝鮮が入った。韓国が２００２年日韓Ｗ杯でイタリアを撃破した試合が４位、北朝鮮が１９６６年にイタリアを倒した波乱が２位となった」と、過去の韓国と北朝鮮による躍進がクローズアップされていると指摘した。

　韓国では自国への期待に重ね合わせて、サウジアラビアの大金星が注目を集めているようだ。

東スポ　2022年11月23日 05:15
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