【芸能】タモリ、18年ぶり著書で“坂道愛”あふれる「この坂は、この時間が一番いい」

18年ぶり著書

 タレントタモリが『タモリTOKYO坂道美学入門』以来、18年ぶりとなる著書『お江戸・東京 坂タモリ(港区編)』(ART NEXT)を12日に発売する。

【写真】タモリ、日本坂道学会の会長と笑顔で2ショット

 「もし私が縄文人だったら、港区の愛宕山に住みたい」。こんな前書きで始まる同書は、タモリの18年分の“坂道愛”が結集した1冊。今回は、改めて赤坂や三田、六本木や麻布十番など「港区の名坂」87坂、「坂道歴史散歩」14コースがていねいな解説とともに収録されている。各「名坂」の写真は、タモリが自らカメラを携えて深夜や早朝の東京の路地裏で撮影した。

 一番のお気に入りの三田の「幽霊坂」には三度も足を運んでいて、まさに神出鬼没なタモリらしい「この坂は、この時間が一番いいんだよね」が、誌面を通して伝わってくる。特に撮影時間入りの各コースメインの坂の写真は、タモリが自ら「坂道写真家」と名乗る気合が伝わる写真の数々で、坂道ファンならずとも、写真に興味のある方にも興味深い本になっている。

 エピソードも盛りだくさんで、千昌夫に毎年大晦日の『紅白歌合戦』のあと、豊川稲荷でお賽銭を出してもらった話から、次なる「坂道アイドル」の命名予想まで幅広く、「ブラタモリ」や「タモリ倶楽部」でのエピソードも随所に盛り込まれていて楽しめる内容になっている。

 また、お江戸文化の面白エピソードや江戸の庶民の暮らしや風景がわかる絵図も満載。タモリさんも、「江戸っ子は、ほんとミーハーだよね。”つまらない真実より面白い嘘が好き”という江戸っ子気質、好きですねえ」と語っている。

 「日本坂道学会」会長でこの本では監修を務める山野勝氏は、17年間東京の有名カルチャースクールで「坂歩き講座」を続けている坂道マスター。江戸の古地図と現代MAPの完全比較や坂歩きコースを監修している。30年前、銀座のバーで出会ったというタモリと山野会長の巻頭の対談では、「日本坂道学会」の誕生秘話から”二人合わせて156歳!!”という元気な2人の”坂歩き健康法”まで楽しく披露し、「坂道学会」結成30周年を記念して、なんと「坂道オンライン講座」開設まで発表した。

 「地方にお住まいの方でも歩くのが苦手な方でも、動画で坂歩きの楽しさを知ってほしい!」との思いから、本と同時に「坂道オンライン講座」を開設した。タモリは「坂道は楽しい。勾配の具合・湾曲の仕方・江戸の情緒・名前の由来など、あれこれ思いめぐらせながら歩き回って撮影してると、元気になります。今回は、港区の再開発ビルと江戸の坂がガチでせめぎあう瞬間を写真に残せました」とのコメントを寄せている。

タモリが著書『お江戸・東京 坂タモリ(港区編)』を刊行

(出典 news.nicovideo.jp)

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Source: 芸能野次馬ヤロウ

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