スイカ割りもNG…いまテレビで「罰ゲーム」が減っている意外な訳

1: なまえないよぉ~ 2022/10/08(土) 09:30:51.01 _USER9
8月24日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画『罰ゲーム安全取扱者免許証』が、テレビマンの間で話題を呼んでいる。

「コンプライアンスの強化によって〝事務所が痛みを伴う罰ゲームのために『特別な訓練』の講習を開催しても昨今の状況なら受け入れちゃう説〟を検証するという企画でした。『パンサー』の尾形貴弘(45)や、『ジャングルポケット』のおたけ(39)らが講習会を受けるという体裁で、彼らに熱々おでんや電流イスなどの罰ゲームを思い切り受けさせるというBPO(放送倫理・番組向上機構)に対する挑戦状的な内容。業界からは賛辞が寄せられています」(放送作家)

「この企画を笑い飛ばせないぐらい、罰ゲームや企画に制限が出されています」と制作会社ディレクターが打ち明ける。

「バラエティの定番だったハリセンもBPOの〝痛みを伴う行為による笑い〟に該当するということで禁止になりました。激辛フードを食べる企画も、出演者が過剰に″辛い!″とリアクションするのはNG。『罰ゲームのように見える』というのがその理由です。激辛好きのタレント以外はキャスティングできなくなりました。夏の定番企画の『スイカ割り』も、視覚障害者の方からのクレームを過剰に意識して、最近は現場判断でNGになっています。クレームが届いたなんて話は聞いたことがないのですが……」

コロナ禍により、NG項目は増える一方だという。

「二人羽織はソーシャルディスタンスが壁となってNGになりました。パンストかぶせも、ルッキズムに抵触しそうだということで避けられています。多くが自主規制で、局の上層部がクレームを意識しすぎているのが問題なのですが……。現場では『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の『ゴチになります!』企画も危ないのではないか、と言われていますよ。『不況のいま、敗者が全員の食事代をオゴらされるなんて、視聴者の反感を買うからNGになるのでは?』と」(キー局プロデューサー)

罰ゲームを禁じられたテレビマンたちが辿り着いたのは、「成功したら○○」という逆転の発想だった。

「対抗戦にして勝利チームはレアなスイーツなどが食べられる……という平和な企画です。これなら、番宣のために出演した人気俳優も参加できる。普段はバラエティ番組に出演しないトップ俳優たちのリアクションが見られるので好評です」(前出・制作会社ディレクター)

制限をかいくぐり、罰ゲームを上手くエンタメに昇華させる番組もある。

「『ラヴィット!』(TBS系)は定番のからしシュークリームゲームを〝美味しいシュークリームを当てる〟という逆のゲームにして、朝から罰ゲームをやらせています(笑)。見せ方次第で、罰ゲームやリアクション芸も令和にフィットした形で放送が可能なのです。テレビマンたちの腕の見せどころですよね。『子供が罰ゲームやリアクション芸を真似して危険だ』と局にクレームを入れる前に、家庭内で注意するのがあるべき姿だとは思いますけど、そうも言っていられないので……」(前出・キー局プロデューサー)

罰ゲーム免許制を笑えなくなる日は、案外、近そうだ……。

10/8(土) 9:00配信
FRIDAY

https://news.yahoo.co.jp/articles/78ba95221875ec1143d8bdc0e29a02aa86893773

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Source: 芸能トピ++

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