NHKの危機感は強い。昨年の紅白の番組平均世帯視聴率は34・3%(2部、ビデオリサーチ調べ、関東地区)と目標の40%にはるかに届かず、大惨敗に終わった。「前年より6・0ポイントも落としてしまった。今年に入って、ついには紅白終了説まで飛び出しており、紅白チームの危機感はかなりのもの」(NHK関係者)
出場歌手の選定を進める中、白羽の矢を立てたのが80年代アイドル。まず一人目が、今年デビュー40周年を迎えた中森明菜だ。8月末に突然、ツイッターアカウントを開設し、新個人事務所「HZ VILLAGE」を設立を発表した。弁護士男性のサポートを受けて、再起を目指しているという。
「すでにNHKは明菜にオファーを出している。7月には明菜の過去のライブのリマスター版を放送しており、反応もよかった。是が非でも出てほしい歌手の一人」(同)
実現すれば2014年に米ニューヨークからの中継で生出演して以来となる。出場するかどうかは、明菜の体調次第となるだろう。
松田聖子の出場もNHKは熱望している。昨年は娘の神田沙也加さんの急逝を受け辞退した。「今年、聖子はディナーショーやコンサートを行っており、NHKがオファーを出すことは確実」(レコード会社関係者)
この2人が同じ紅白という番組に出場するだけでも奇跡的なのだが、今年はそれだけで終わりそうもない。ほかにも出場がウワサされている歌手の名前が複数あがっている。
明菜、聖子の次に有力視されているのが、工藤静香だ。1987年8月31日に「禁断のテレパシー」でソロデビューしてから今年で35周年。記念ツアーを行い、初のセルフカバーアルバム「感受」もリリースするなど、精力的に活動している。
「静香と、長女でフルート奏者のCocomiの共演なんてことになれば、視聴率が跳ね上がることは間違いなし。番組サイドとしては出てほしいでしょう」(同)
ほかにも今年デビュー40周年の松本伊代や小泉今日子などの名前もあがっている。
「これだけの大物歌姫たちが勢ぞろいすれば、過去に例がないほど盛り上がる。あとは何人、紅白に引っ張り出すことができるか。NHKの手腕に期待です」(同)
紅白は近年ずっと〝目玉なし〟と言われ、盛り上がりに欠けていた。期待感はなく、それが視聴率に表れていた。往年のアイドルたちを集合させることができれば、この沈滞ムードを全て吹き飛ばし、歴史に残る紅白になるだろう。
2022年9月13日 5時15分 東スポWeb
左から中森明菜、松田聖子、工藤静香(東スポWeb)
https://news.livedoor.com/article/detail/22841694/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/5/2/5216b_1399_e9033061_be9d612b.jpg
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Source: 芸能トピ++