女優・黒柳徹子が9日、公式インスタグラムを更新。現地時間8日夕に逝去したイギリスの女王エリザベス2世との思い出を明かして追悼した。
■英国大使館で対面
黒柳は、「エリザベス女王が日本にいらしたとき、私は英国大使館で、お目にかかった」と1975年の女王の来日の際に直接対面したことを明かした。
黒柳が女王の到着の様子をテレビ中継したことを説明すると、女王から「うまくいったの?」と問われ、「はい、女王様が上手におやり下さったので、うまくいきました」と答えたという。
黒柳の返答を聞いた女王が笑うと、大きな宝石のついた冠やアクセサリーが一斉にきらめき、「全部の宝石が揺れるので、それはまさに、燦然とは、こういうことを言うのだと思わせてくれました。光り輝く中に、女王様は立っていらした」とつづった。
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■女王に“逆質問”も
さらに、女王から日本のチャンネル数について聞かれ、「普通は女王様に質問をしてはいけないというふうに教わっていたけど、その日は家庭的なパーティーだったので、私は、『イギリスは、チャンネルはいくつございます?』と伺ってみた」と逆に質問をしたとか。
「女王様は一瞬びっくりしたように、私をご覧になったけど、すぐ笑って大急ぎで『スリー』とおっしゃった。そのおっしゃり方があまりに早かったので、私は思わず笑ってしまって、女王様もお笑いになった」と気さくに会話を交わしたことを振り返った。
■黒柳の話からプレゼント
また、黒柳が自宅でテレビ番組を録画していると聞いた女王は、「お家に録れるのがあるの?」と驚いて興味を示したものの、大使に会話を切り上げるように促されたため、それ以上話を続けることができなかったとか。
しかし、「私の報告から女王様に、ビデオの録画できる機械と、日本で行動なさったニュースのテープを付けて、お土産に差し上げる、ということになった」と女王にビデオ機器が贈られるきっかけになったことも明かす。
そんな女王の人柄について、改めて「女王様ほど、正直で、おかわいらしくて、そして威厳のある方に、それ以来お目にかかっていない」と偲び、「外国人の中では小柄な方だとお見受けし、それがどんな宝石でも驚かない女王というものだと、私は後々感動した。そして、人気がおありなのも、もっともと、今も思っている」と結んでいる。
■「貴重なお話」と驚きの声
黒柳の投稿に、ファンからは「貴重なお話をありがとうございます。女王陛下のお人柄がより身近に偲ばれます」「本当に貴重なお話。徹子さんならでは」「お二人ともチャーミングだから、それは素晴らしい談笑だったことでしょう」といった声が寄せられている。
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Source: 芸能野次馬ヤロウ