大みそかに放送される紅白歌合戦に、どんなスタイルでも構わないという条件で出演を打診しているというのだ。
明菜にとっては、文字通り「最後のテレビ出演」になったのが2014年のNHK紅白だった。
さる音楽プロデューサーはこう話す。
「当時、サプライズゲストとして出演し、大いに盛り上がった。その後も歌手として活動していたが、2017年12月に行ったクリスマスのディナーショーを最後に一度も公の場には出てきていません。持病の帯状疱疹が再発したためと言われています」
■想像以上の数字にニンマリ
明菜が活動を休止してからすでに4年以上経過している。
今回、NHKが明菜に再び接触を始めた理由は視聴者の声に応えようとしたからだという。
「今年の5月1日にデビュー40周年を迎えた明菜をフューチャーするためにNHK-BSプレミアムとBS4Kで『中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版』(4月OA)を放送したんです。ところが番組終了後、再放送を望む視聴者からの声が多数寄せられ、急きょ、先月9日にNHK総合テレビで放送されたのです」(キー局関係者)
ちなみに放送された音源は、ファンの間では“伝説のライブ”と呼ばれているもので、デビュー時からのシングル曲だけを全て歌ったファン垂涎のコンサートだ。
「しかも、明菜が当時、交際していた近藤真彦の自宅マンションで自殺未遂騒動を起こす直前のライブで、歌手として一番、勢いがあったころの映像です」(スポーツ紙芸能担当記者)
視聴者のリアクションに加え、NHK上層部をさらに驚愕させたのがその視聴率だった。
「当初、NHKは6月19日に再放送を予定していた。しかし、石川県能登地方で発生した地震の影響で7月9日に延期されたんです。しかも、放送時間は土曜日の夕方の4時半~。ところが世帯視聴率4.6%、個人視聴率2.3%(共に関東地区)と想像以上の数字を獲得した。本来、この時間帯は世帯視聴率2~3%台。同じ音楽番組の『MUSIC FAIR』(フジ系、7月9日午後6時~OA)やNHK特番『KinKi Kidsの25周年 MUSIC SPECIAL』(7月7日午後10時~OA)も世帯視聴率は4.6%と同数字です。NHKにしてみたら過去の音源をただOAしただけで、コスパもいいうえに視聴率も取れた。これは、紅白に出場させれば……とソロバンをはじいたわけです」(前出のキー局関係者)
■現状つながりがあるテレビ局はNHKだけ
しかし、気になるのは明菜の現状。現在、どうしているのか。
「体調は徐々に回復しているようです。作詞作曲やボイストレーニングを始めたという噂もある。仮にNHKサイドが事前収録などの条件をのめば、紅白出演はあり得ると思います」(芸能プロ関係者)
NHKホールのリニューアル工事も終了。
現状、テレビ局で明菜とつながりがあるのはNHKだけだというから、“隠し玉”ではなく、堂々と目玉歌手として出場を果たしてほしいが、さて。
NHKが中森明菜「紅白出演」画策中…“1989伝説ライブ”高視聴率に上層部ビックリ、現実度は?
https://news.yahoo.co.jp/articles/83b26a966304d3080832071eaf5ae1418f019444
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Source: 芸能トピ++