細い。このきゃしゃな体で、あれだけの量を食べられるなんて。そう伝えると、「生まれつきらしいんですけど、腸内細菌が人の何倍、何十倍もあって。消化するスピードが早いからなのか、おにぎり100個食べても1個目と同じようにおいしく感じるし、おなかいっぱいにならないんですよね」。食事の時と同じように大きく口を開けて笑った。
母や兄弟も「大食い」だったため、“気づき”は遅かった。高校3年の時、「2キロ食べ切ったら無料」のカレー店の大食いチャレンジに友人ら男女6人で挑戦。汗ひとつかかずに完食して周りを見ると、達成したのは自分だけ。「え、なんでこれが食べられないの?」。人とは異なる胃袋を持つことを自覚した瞬間だった。
それからというもの、ラーメン10杯食べて1万円、パフェ5キロ完食と“道場破り”を繰り返した。05年、勤務していた鳥料理店の店長の誘いで、大阪で行われたテレビ東京系「元祖!大食い王決定戦」に出場した。
「タダでたくさん食べられて、優勝したら賞金100万円なんて最高」。意気揚々と参加したが、口いっぱいにパンを詰め込む相手を横目に、ジャム1キロをお替わりして“味変”を楽しんだ結果、2回戦で敗れた。そば対決では土壇場で天ぷらを食べ、1口差で負けた。ここに、今も変わらない信念が宿る。
ギャル曽根、母も兄弟も長男、長女も「食べることが大好き」受け継がれた大食いの遺伝子
8/6(土) 6:30配信
スポーツ報知
「40歳になっても50歳になっても食べられるなら食べ続けたい」と宣言したギャル曽根(カメラ・小林 泰斗)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6434830
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Source: 芸能トピ++