昨年の紅白歌合戦、視聴率下落の可能性。再び40%割れも。日テレは惨敗へ

ochanoma_smile

1: なまえないよぉ~ 2022/01/02(日) 08:58:51.82 _USER9

19年の世帯視聴率を大きく上回った20年の『紅白』より、今回の占有率は2.3%上回った。大躍進に見えたのである。

ところが2部の視聴率は、逆に2.3%ダウンしてしまった(スイッチメディア・関東地区調べ)。まもなく発表されるビデオリサーチの数字でも、40%割れとなる可能性が高い。

テレビを見ている人たちの中では、『紅白』視聴の割合が格段に高まった。

ところが大晦日の夜テレビをつけず、他のことをする人が増えたために視聴率が下がってしまったというのが真実のようだ。

これまで『紅白』は、若年層に見てもらう努力を続け、一定の成果を出してきた。

ある意味でその集大成ともいうべき『第72回NHK紅白歌合戦』は、残念ながら“テレビ離れ”を強く印象付ける回になってしまったようだ。

追い風の中での最高占有率
まず過去5年の『紅白』を振り返ってみよう。

2部の世帯視聴率はしばらく40%前後で推移していたが、19年は37.3%で史上最低と叩かれた。ところが翌20年には40%台を回復し、「テレビの力を発揮した」と称賛された。

これらを世帯占有率で確認してみよう。

占有率とは、テレビをつけている家庭の中での『紅白』を見ている割合だ。スイッチメディアは1部2部あわせた数字で発表している。それまでは50%強が続いたが、19年は46.8%と大幅にダウンした。

ところが20年は52.0%と急反発した。さらに今回は、54.3%の最高記録を樹立した。快挙と言えよう。

今回の『紅白』には、幾つもの追い風が吹いていた。

そもそもコロナ禍に配慮して史上初の無観客となった20年の『紅白』は、海外旅行・帰省・初詣などの外出を控え自宅にとどまった人が多いという強烈な順風が吹いた。ビデオリサーチの視聴率で前年比3%の上昇は、そもそも在宅起床率が例年になく高いという前提があった。

実は今回の『紅白』でも、追い風はそれなりに続いていた。

コロナの新規感染者数はやや落ち着いたが、感染力が強いとされるオミクロン株の市中感染が始まっていた。1日あたりの新規感染者数が史上最高という国が欧米で幾つか出て、海外旅行はほぼストップしていた。

帰省する人も、20年よりは多いが例年の6割前後にとどまった。さらに年末年始は各地で大雪となり、東京でも寒さが厳しく外出する人の数は抑え込まれていた。

『紅白』の視聴率を下支えする条件は、じゅうぶん整っていたのである。

強烈な順風
さらに強烈な順風もあった。

これまで最大のライバルだった日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』が放送休止となったことだ。さらにフジテレビ『RIZIN』も、コロナ禍の影響で海外の有名選手が参加していなかった。

裏の競争相手が弱いために、棚ボタ式に数字をとれる環境だったのである。

スイッチメディア関東地区データから作成
スイッチメディア関東地区データから作成
実際に『笑って年越したい!笑う大晦日』は惨敗だった。

スイッチメディアのデータでは、世帯も個人も視聴率は20年『ガキの使い!大晦日年越しスペシャル』の半分近くまで落ちた。

番組内の毎分視聴率の推移でも、ゆるやかな右肩下がりが3時間以上続いた。

「グダグダすぎで見ていられない」

「期待外れ」

「『笑って年越したい!笑う大晦日』と銘打った番組で笑えない事実」

「初めて紅白でも見てみるか」

ネット上には、厳しい言葉が踊っていた。

占有率最高でも世帯視聴率40%割れの不思議~『第72回紅白歌合戦』は“テレビ離れ”の象徴!?~
鈴木祐司 | 次世代メディア研究所代表/メディアアナリスト
2022年1月2日 7時12分 配信
https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukiyuji/20220102-00275508/
『第72回NHK紅白歌合戦』の世帯占有率が、過去5年で最高となった。

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Source: 芸能トピ++

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