
1: なまえないよぉ~ 2021/12/16(木) 07:22:02.80 _USER9
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「ガッテンしていただけますでしょーか?」
食や健康など身近な生活の話題をテーマに、これまでの常識を科学で覆し、新たな知識を伝えるのが「ガッテン!」だ。95年の番組スタート時、志の輔は41歳。2年後にアシスタントとして加わった小野文恵アナ(53)は20代だったわけだ。ここまでよく続いたと言うのは芸能記者だ。
「番組は2018年10月に放送1000回を達成しました。志の輔師匠がいるからバラエティ番組のような柔らかさがありますが、内容は歴とした科学番組といっていい。よくもネタが続いたと思います。NHKの科学番組の部署が担当していて、1回の制作に4カ月も費やすそうです。民放ではマネのできない番組でしょう」
NHKならではの番組だったわけだ。
「現在、志の輔師匠が出演する唯一のレギュラー番組でもありました。2015年に紫綬褒章を受章した後も続けているので、愛着もあったでしょうね」
志の輔は、チケットを取るのが最も難しい落語家の一人だ。東京・渋谷のPARCO劇場での1カ月公演「志の輔らくご in パルコ」をはじめ、地元富山でほぼ毎月開催される落語会「志の輔のこころみ」、さらには全国津々浦々で年間150本以上の高座を務めている。その間を縫って、よくもまあこんなに長く番組を続けたものだ。
■地方の高座でも人気
「本業の落語のためにも、出演を続けるだけのメリットがあったのだと思います。何しろ全国放送ですからね。地方の人にとって落語家といえば『笑点』(日本テレビ)のメンバーという認識がある中、落語家・志の輔を全国区にした番組といってもいいでしょう」
そもそも志の輔が師匠の談志に入門したのは、29歳になる直前と遅かった。さらに、入門してすぐに談志が落語協会を脱会してしまったため、“寄席を経験しない弟子第1号”となった志の輔は、落語立川流の実験台と呼ばれていた。
「本人は後に、売れるためなら何でもやったと話しています。それがテレビのレポーターであったり、ナレーションだったりしたわけですが、特にハマったのが『ガッテン!』でした。いまや地方の落語会でも、『……ガッテンしていただけますでしょーか?』の一言で会場が盛り上がると聞きます」
そんな番組がなくなるのだ。民放プロデューサーが言う。
■“皆さま”より“若者のNHK”に
「12月8日放送分の視聴率は、個人5・5%、世帯10・0%で、十分合格です。ただし、F1層(20〜34歳の女性)は0・7%、コア層(13〜49歳の男女)は1・3%しかありません。この日の裏番組『FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ)のF1層1・8%、コア層6・3%と比べると悲惨な数字です。対して、『ガッテン』のF3層(50歳以上の女性)は11・2%、M3層(50歳以上の男性)は9・1%で、完全に高齢者寄りの番組になっていることがわかります」
食生活や健康がテーマなのだから、そうなるだろう。とはいっても、そもそもF1層、F2層……といった年齢区分は広告業界で使われる用語だ。民放がコア層を設けて、その年齢層に見られる番組作りをしているのは、スポンサーに向けた戦略に他ならない。NHKには関係ないはずである。
「実は、NHKは15年ほど前から若者向けの番組に舵を切っており、若年齢層の視聴者獲得に動いています」
高齢者層を切り捨てたということか。なぜ“皆さまのNHK”ではなくなったのか。
■キャステングは若者向け
「ひとえに安定した受信料獲得のためです。現在、国民の8割以上が支払う受信料ですが、ほとんどの高齢者層は律儀に払い続けています。支払率が低いのは若年層です。親元を離れた新大学生や新社会人など、このあたりからも徴収しなければ、将来、NHKの受信料収入は先細りとなってしまう。新たに若年に契約してもらうためには、彼らが見たいと思うような番組が必要だと考えているのです」
受信料収入がなければ、作りたい番組が作れないどころか、NHK職員の給料も払えない。むしろ民放よりも深刻かも。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
エンタメ 芸能 2021年12月15日
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/12151103/?all=1
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Source: 芸能トピ++