武豊、「ウマ娘」ブームを語る「すごい影響力だなと思っています」

keiba

1: なまえないよぉ~ 2021/12/05(日) 18:41:34.63 _USER9

 ゲームアプリ『ウマ娘 プリティーダービー』は、実在した競走馬を美少女キャラに擬人化したコンテンツで、「Yahoo!検索大賞」や「Google Play ベスト オブ 2021」の「ベストゲーム 2021」を受賞するなど、競馬好きの中高年から若年層まで幅広い層から人気を集めている。この一大ムーブメントを「相棒」である騎手はどのように感じているのか。サイレンススズカやスペシャルウィークをはじめ、長年多くの名馬に乗ってきたレジェンド騎手の武豊さん(52)は、このブームにを喜び、NHKの番組内でもビデオメッセージを寄せていた。武さん本人にインタビューし、「ウマ娘が競馬界にもたらしたもの」について語ってもらった。

――「ウマ娘」のブームで、競馬人気も高まっています。影響を感じてますか?

ウマ娘の話題は本当によく耳にしますし、すごい影響力だなと思っています。実際、僕の周りでも、中学生ぐらいの知人の息子さんから、僕が過去に出ていたレースのことなど質問をされるようになりました。僕が乗ってきた馬たちも、たくさんキャラクターになっているからです。ウマ娘がなかった頃は、子どもたちと競馬の話をあまりしたことがなかったのに、急にいろいろ聞いてくるようになってびっくりしています。今の中学生は、スペシャルウィークやディープインパクトのレースを見たことがない世代。その世代が過去の馬に興味を持ってくれるのは、すごいことですよね。

――ナイスネイチャなど、ウマ娘のモデルになった引退馬への寄付が倍増するといった現象も起きています。

現役時代の彼らを知らなくても、ウマ娘をきっかけにその馬のことを調べてもらえて、馬が脚光を浴びているのは嬉しいですね。引退後の馬も、支援があれば救われる。いろんなところにいい影響が出ていると思います。

――競走馬が美少女に擬人化されることについて、当初はどんな印象を抱いていましたか?

ウマ娘の立ち上げ当時、僕も「何か協力できることがあれば」ということで少し関わらせていただいたのですが、実は最初に話を聞いた時は、あまりピンとこなかったんです(笑)。馬がアニメのキャラクターになって、女の子が競馬場を駆けるというのは想像がつかなかったし、最初に登場キャラの絵を見たときは、なんだか不思議な感じでした(笑)。自分が乗ってきた馬ですから、擬人化したキャラと同一視するにはなかなか時間がかかりましたね。

――実際の馬の特徴が、キャラの能力や性格に反映されているところもウマ娘の魅力ですね。

かつてライバル同士だった馬が作中のストーリーでもライバルとして扱われていたり、馬の個性が細部まで表現されていたりして、さすがだなと思いました。たとえばウオッカだと、寝つきが良いといった特徴まで再現されていて、面白い。おそらくですが、実際にウマ娘のコンテンツを作っている方たちは、若い頃に競馬を楽しんでいて、知っている馬たちを遊び心たっぷりに、そして細かいところまで再現してくれたのでしょう。競馬愛を感じます。

――作中では、武さんが騎乗してきた馬も多数登場します。

立ち上げのときも「実際どういう馬でしたか」といったことを聞かれて、スペシャルウィークなど、馬について少し情報をお伝えさせていただきました。ウマ娘のおかげで僕自身も、「ああいう馬だったな、こういう馬だったな」と、過去に乗ってきた馬たちに思いを馳せることができました。たとえば、僕がたくさん乗ってきたバンブーメモリー(作中では風紀委員長を務め、直球勝負のレースを見せる)は30年以上前に活躍していた馬ですし、懐かしさを感じます。そして、サイレンススズカは足を骨折した1998年の天皇賞(秋)のレースを最後に活躍が止まってしまったので、それがウマ娘の姿でよみがえってくれたのは、僕としてはとてもうれしいです。(以下ソース)

12/5(日) 10:00配信 AERA dot.
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb55b16bfd358e0ef53d6ea87210e4875e11177d

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Source: 芸能トピ++

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