バカリズムの吉本批判に共感

この日は芸人たちが本音や疑問を語る企画が行なわれ、その中で「コロナ禍で芸人はどうやってエピソードトークのネタを集めているか」がテーマに。芸人たちからは、飲み会や旅行に行きづらくなったため、トークネタが移動中やマネージャーの話になりがちだとの切実な事情が語られる。

その後も芸人たちは各マネージャーの話題で盛り上がったのだが、出演芸人の中で吉本興業所属でなかったのはバカリズムのみ。すると、非主流事務所・マセキ芸能社所属のバカリズムは、業界最大手の吉本にいちゃもんをつけ始める。

なんでも、吉本芸人は吉本の常識をお笑い界の常識だと勘違いしていると憤っているようで、「変なマネージャーの話は完全に吉本だけの文化」と指摘。吉本は短いスパンで担当マネージャーが変わるが、マセキは10年ほどつく上「もともと変な人も入ってこないような一般企業」であり、吉本のようにネタにもなりにくいと明かした。

その後もバカリズムは、「有吉（弘行）さんも『バナナマン』さんも『アンタッチャブル』も『サンドウィッチマン』もマネージャーの話はしない。変なマネージャーの話、会社の悪口、ウチのおかんおもろいは吉本だけ」と指摘。虎の威を借るように非吉本の大物を次々と挙げ、吉本を痛烈に批判していく。